ビデオテープ販売のご案内

米国金融界の金融工学・投資科学をわかりやすく解説
ウォール・ストリートを超えて
アメリカ投資業界の巨人たち
日本語版/バイリンガル版 ビデオ全8巻
BEYOND WALL STREET
The Art of Investing

価格等
監修者のことば
申込フォーム

かつては富める者の領域であった投資戦略は、現在では殆ど全ての人々に影響を与えるものとなりました。このビデオシリーズはアメリカの公共放送網PBSで放映されたもので、第一線のアメリカ投資業界の8名の巨人たちに焦点を当て、グローバルに展開されている彼らの投資戦略、科学、哲学、そしてなぜ成功しているのかを浮き彫りにし、現実の金融システムがどのように形成され、機能しているかを探ります。 

特長
●現在の主要な証券投資理論の概要が理解できる。
●アメリカ証券市場の歴史と発展が簡潔に把握できる。
●世界規模での資産運用の実態と投資戦略の幅広い知識が得られる。


各巻の構成(各巻27分)
第1巻 フォスター・フリース 成長株はより高く 
第2巻 ジョン・ネフ 割安なものを買え!
第3巻 バー・ローゼンバーグ システム運用の極意
第4巻 ウィリアム・シャープ 市場を出し抜けるか
第5巻 マーク・モビアス 新興市場を掘り起こせ
第6巻 ウィリアム・グロス 金利に賭ける
第7巻 ゲイリー・ブリンソン 資産配分こそが決め手
第8巻 ピーター・バーンスタイン 投資家心理の虚実


オリジナル版製作:Dakin & Willison Production
日本語版監修 :慶応義塾大学総合政策学部教授 森平爽一郎
日本語版製作 :丸善株式会社
価    格 :全8巻セット価格 200,000円 各巻 25,000円 (税別)
(セットでご購入の場合、このビデオの書籍版『帝王の投資哲学』(日本経済新聞社刊)が1冊つきます。)
申込方法:申込フォームに入力の上ご送信下さい。お振り込み確認後,テープをお送りいたします。
振込口座:東京三菱銀行 八重洲通支店 (普通)0602180 (有)経営調査研究会



ウォール・ストリートを超えて―アメリカ投資業界の巨人たち―


第1巻:フォスター・フリース 成長株はより高く 
Flying High―Growth Equities Investing        
成長株投資のブランデーワイン・ファンドのポートフォリオ・マネージャーであるフォスター・フリースは、成長投資の技術と科学について実証し、この10年間に渡り440%の利益率をあげている手腕家である。フォスター・フリースのような投資家は、簡単にそれを成し遂げているように見える。しかし実際には、成長株投資家は購入すべき時期を見抜くために血のにじむような研究と分析を行っている。
また、売却時期を決定するために、フリースは“強制的置き換え”と自分で名付けた方法を実行している。言い換えれば、より良いものを購入するためには何かを売却しなければならないということである。

第2巻:ジョン・ネフ 割安なものを買え!
Buying into Weakness―Value Equities Investing       
ウィンザー・ファンドの引退したポートフォリオ・マネージャーであるジョン・ネフは、低迷企業に資金を割り当てるバリュー投資に才能を示している。
1980年代の後半から1990年代の前半にかけて、シティバンクはアメリカで最大の銀行であり、回復し難い危機に陥っていた。最終的に1株で$8.50まで株価が下落したとき、多くの投資家は多額の損失を被った。ジョン・ネフは、低迷する巨大企業に多額の投資をし、予想通り莫大な利益を生んだ。その背景となった理論とは?
このようなバリュー投資は、当て推量に基づいて成功することはあり得ない。好機が訪れたときこそ綿密な分析と質の高い研究が必要とされる。

第3巻:バー・ローゼンバーグ システム運用の極意
The Automated Investor―Quantitative Investing
ローゼンバーグ・インターナショナル・エクイティ・マネージメント(RIEM)の会長であるバー・ローゼンバーグは、クォンツ分析を明らかにし、骨の折れる仕事をいかにコンピュータにまかせるかを提示している。
投資活動がコンピュータによって行われるのか、または人間によって行われるのか、いずれにしてもその核心となる部分は依然として変わらない。要は、いかにして良い株を見つけるかということだ。コンピュータは、冷静に、一貫性を持って、信頼性のある方法で、さまざまな投資スタイルをモデル化することができる。

第4巻:ウィリアム・シャープ 市場を出し抜けるか
"If You Can't Beat 'Em..."―Indexing
経済学でノーベル賞を受賞したウィリアム・シャープは、利益とリスクの不可避の関係を語る。
ウィリアム・シャープは、選択肢としてインデックス・ファンドを提案している。インデックス・ファンドは、多くの株式に少しずつ投資して、平均して株式市場と匹敵する業績を達成するものである。シャープは、これをラッシュアワーにバスに乗るようなものだと言っている。安いし、自分で車を運転していたらおそらくそれ以上早くは着かないだろう。
ウォールストリート・ジャーナルによると、株式市場とトップクラスの投資家達の実績の競争では、少なくとも現在のところは、投資家達に軍配が上がっている。

第5巻:マーク・モビアス 新興企業を掘り起こせ
Braving the Frontier―Emerging Markets Investing    
テンプルトン・エマージング・マーケット・ファンドを率いるマーク・モビアスは、多くの人に、急成長市場のインディー・ジョーンズと考えられている。
新興市場専門の投資家達は、東欧、極東、ラテンアメリカなどを資源とチャンスに恵まれた地域だと考えている。モビアスは、世界中でビジネスを発展させることを目指しているが、期待と同時に危険もある。制度や監督の問題から、政治的混乱および明白な詐欺事件に至るまで、新興市場で利益を求めようとする投資家にとっては多くのリスクがある。有望な市場を特定するだけでは不十分であり、その市場の中でもどの会社が最も期待されるかを判断しなくてはならない。

第6巻:ウィリアム・グロス 金利に賭ける
Betting on Bonds―Fixed-Income Investing        
パシフィック・インベストメント・マネージメント・カンパニー(PIMCO)のマネージング・ディレクターであるウィリアム・グロスは、ラスベガスで学んだ判断、タイミング、日々の鍛錬により、債券市場のトップレベルの投資家の一人となった。
かつて、債券は最も安全な投資対象とされてきた。しかし、1970年代の中頃から1980年代の初期に2桁インフレがあり、突然、債券はリスクの大きい投資となった。ウィリアム・グロスは、リスク管理を行うことにより、債券取引を新しいレベルに引き上げた。現在では、アメリカの債券市場の少なくとも1%を支配し、市場のあり方さえ決定する。

第7巻:ゲイリー・ブリンソン 資産配分こそが決め手
90% of the Game―Assett Allocation
ブリンソン・パートナーズ社の社長兼最高経営責任者であるゲイリー・ブリンソンは、「全
体性」の問題、すなわちグローバル・アセット・アロケーション(国際分散投資)に取り組んでいる。資産配分は究極的なゲシュタルト原理であり、正しく行えば、全体として各部分の総和より大きな利益を生み出すことができる。ブリンソンは、最高のアセットアロケーター(資産配分の専門家)として、グローバル・アセット・アローケーション戦略を展開し、機関投資家の資金1200億ドルを運用している。彼はアセット・アロケーションの父と呼ばれ、その概念を明確に応用した先駆者である。

第8巻:ピーター・バーンスタイン 投資家心理の虚実
Worth the Risk―Managing Investment Risk    
最後のエピソードでは、ジャーナル・オブ・ポートフォリオ・マネージメント誌の発行者ピーター・バーンスタインと、シカゴ大学行動財政金融学のリチャード・タラー教授が投資家の心理学を解明する。
バーンスタイン氏ほどリスクについて包括的に理解した投資家はいない。リスクを研究、理解し、それを実生活で利用してきた。
また彼は、リスクには2種類あると語っている。1つは、自分が投資した企業が倒産するというある特定のリスクである。もう1つは、自分が取引している特定の市場分野の状況が悪化するというシステミックリスクである。どちらの場合も、自分の気持の持ち方によって何倍にも増幅される。重要なことは、感覚でなくリスクを理解してそれを数量化することである。


監修者のことば
『ウォールストリートを超えて』
を推薦する


慶應義塾大学総合政策学部教授
森平爽一郎

 『ウォールストリート』は、米国の公共放送局であるPBSが、「投資の科学と実務」の世界を分かりやすく説明するために製作した全8巻のテレビ番組である.しかし単に投資技術を説明したものではない.ウォールストリートでの毎日の証券売買を背後で支える「投資哲学」を、投資の実務とサイエンスで成功した8人の人々の口を借りて明らかにしようとしている。
 その登場人物達は次のような巨人である。
 個別企業をより深く分析し割安株を足で見つけようとするJ.ネフがいる。その対極に、個別の株価に関心を払わず債券,株,通貨といった大まかな資産間の評価の歪みを利用してリスクを減らし,リターンを高めようとする「アセットアロケーション」の大家であるG.ブリソンがいる。また、個別企業のPERや単純な指標に注目して銘柄選定をおこなうF.フリースから、ファイナンス理論と巨大データベースをもとにした数量モデルで運用を行うB.ローゼンバーグなどが登場する。ノーベル経済学者のW.シャープや、「証券投資の思想革命」や「リスク」といった本で日本でも馴染み深いバーンスタインもしんがりに登場する。
 このビデオは,大学や投資セミナーでおしえられる、理論や数式の背後にあるものが何であるかを生き生きと伝えてくれる。また、年金基金の受託責任者や投資クラブ参加者にとって、米国の一流の資産運用手法とその哲学ぶためにも役立つであろう。
また実際のファンド運用に携わっている、トレーダー、ファンドマネージャー、アナリスト,ステラジストにとっても、アメリカの一流の哲人の人生と投資哲学に触れる事は、混迷の時代の大きな指針となろう。
 番組はまた「帝王の投資哲学」(日本経済新聞社)として翻訳出版されている。個々に登場した人達の著作やビデオと一緒に学ぶ事によって,より深い理解を得る事が出来よう。


 

申 込 書                 ページトップへ
ご希望ビデオ 日本語版/バイリンガル版
ウォールストリートを越えて(全8巻)
1.フォスター・フリース 成長株はより高く2.ジョン・ネフ 割安なものを買え!
3.バー・ローゼンバーグ システム運用の極意4.ウィリアム・シャープ 市場を出し抜けるか
5. マーク・モビアス 新興企業を掘り起こせ6.ウィリアム・グロス 金利に賭ける
7.ゲイリー・ブリンソン 資産配分こそが決め手8.ピーター・バーンスタイン 投資家心理の虚実
会社名
〒/所在地  
ご氏名
部課名
TEL/FAX
E−MAIL
書類送付先
ご担当者等
連絡事項
ご質問等

送信ボタンをクリックすると確認画面が表示されますので、確認後”申込ボタン”をクリックして下さい。