「企業法務のための著作権法と契約実務」セミナーに参加して
演目:企業法務のための著作権法と契約実務
日時:平成29年11月27日(月)13:30~16:30
講師:津田敦司 氏(東京コンサル法律事務所 弁護士)
知的財産法のうち「文化の発展」を究極の目的とするのが著作権法です。
ネット上で一見複製権を侵害しているように見えても実際には著作権法上の著作権を侵害するものではなく、社会的評価と法的評価に乖離がみられるといったように著作権法とは非常に複雑な領域です。今回は講師の津田敦司先生に著作権法の全体概要から最近の動向、企業法務における契約上の留意点まで網羅的にわかりやすく解説していただきました。
参加者の皆様は特に著作権譲渡契約における留意点として付記したほう良い文言、さらには偶然の類似を指摘された場合の対処法といったような実務におけるテクニカルな面に強い関心を持たれており、休憩中やセミナー終了後にも活発な質問がなされていました。
著作権法ならではの用語解説を交えながら実際の事例・判例に即して解説いただき大変参考になりました。
インターン 法学部 3年
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