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北米M&A案件推進ノウハウ

〜M&A成功のカギはターゲット企業探しと
プロアクティブなアプローチ〜


日時: 平成30年9月13日(木)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,800円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 都甲剛志(とごうつよし)氏
トゥルーノース キャピタルパートナーズ LLC
マネージング ダイレクター

 M&Aを通じて北米事業プラットフォームの確立を目指されるケースは多く見受けられます。一方、戦略として有効であることは認識しつつも、特に海外市場でのM&Aとなると、どこから手を付けてよいかわからない、ターゲット事業をどのように発掘したらよいかわからない、何社かアプローチを試みたが語学の壁や時差もありうまく案件化につなげられていない、日本企業に買収される事を望んでいる企業オーナーは存在するのか?など、様々な疑問や悩みをお持ちの企業ご担当者も多いように思います。
 本セミナーでは、15年以上にわたり北米を拠点に日本企業の北米買収案件のFAとして数多くの案件を手掛けた経験に基づき、海外での買収を企図する日本企業の経営者・ご担当者の方向けに、買収対象企業の発掘方法、対象企業へのアプローチの方法、日本企業がターゲット企業のオーナーに接触する際の留意点など、実例を交えて解説いたします。ハードルが高いと感じられる北米でのM&Aのプロセスについて理解を深めていただき、海外にて買収を検討・実行される上での参考にして頂ければ幸いです。
 


1.北米クロスボーダーM&Aの動向
(1) 日本企業の北米市場でのM&A傾向
(2) 売り手の種類(PE/個人株主等)とそれぞれの特性
(3) 成功例と失敗例及びその主な要因
 
2.M&Aのプロセスの流れ
(1) M&Aのプロセス・流れ(戦略立案、対象企業発掘、交渉、成約)
(2) 相対交渉と売りオークションの違い
(3) 相対交渉に持ち込む確率を高める方法
 
3.ターゲット企業の調査・リストアップ
(1) ターゲット企業調査上の制約・留意点
(2) ロングリスト作成(使用するデータベース、非公開企業の情報取得)
(3) 候補先の絞り込み(限られた情報の中で、抽出条件に合う企業に絞り込む工夫)
 
4.ターゲット企業への効果的なアプローチ
(1) 初期的アプローチにあたっての綿密な事前準備(コンタクトルートの確認)
(2) ターゲット企業のオーナー、経営陣への接触
(3) 効果的なアプローチを行う上での留意点
 
5.ケーススタディー(成功事例)
(1) 案件背景(戦略的な意義)
(2) ターゲット企業アプローチ、絞り込みのプロセスにおけるポイント
(3) 売り手が日本の買い手を選んだ理由
(4) 本件から学ぶべきポイント(事前社内調整、戦略の明確化、FAの起用等)



【講師紹介】
トゥルーノース キャピタルパートナーズ(TrueNorth Capital Partners)LLC マネージング ダイレクター。1994年 慶応義塾大学経済学部卒。2003年Tuck School of Business at Dartmouth経営学修士課程修了(MBA取得)。
1994年 東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、1994年〜2001年、同行浅草支店、ニューヨーク支店にて法人営業担当、2003年〜2007年 米国三菱UFJ証券M&Aアドバイザリーグループ バイスプレジデント、2008年〜2013年 GCAサヴィアン・アドバイザーズ(現GCA)NY事務所 ディレクター、2013年12月よりTrueNorth Capital Partners LLC参画、2018年1月より同社パートナーに就任。2003年より15年以上にわたりニューヨーク地区を拠点に、主に日本企業の北米でのM&Aアドバイザリー業務に従事し、数多くの日米クロスボーダーM&A案件をアドバイスした実績を有する。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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