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M&A契約のポイント
【株式譲渡契約・出資契約編】

〜株式譲渡契約・出資契約の作成・交渉で
必ず押さえるべきポイントを分かりやすく解説〜


日時: 平成30年9月20日(木)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,500円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 高木智宏(たかぎともひろ) 氏
西村あさひ法律事務所 パートナー
弁護士 ニューヨーク州弁護士 

講師 山本晃久(やまもとあきひさ) 氏
西村あさひ法律事務所 弁護士 

 株式譲渡や株式引受は、他の会社の株式を取得する典型的な手法であり、これらの取引に際して締結される契約が株式譲渡契約・出資契約です。取引の内容は個人間の小規模取引やグループ内再編取引から、独立企業間の大規模M&A取引まで様々であることから、契約の内容もそれに応じて千差万別なものとなりますが、近時の日本の実務では、契約書の「建付け」に関して共通したメカニズムが採用されることが多いため、そのメカニズムを正確に理解することが重要です。
 とりわけ、「価格調整」、「誓約事項」、「表明保証」、「前提条件」、「補償」といった、交渉の対象となることが多い条項については、各条項の機能、典型的な交渉パターン、近時の裁判例の傾向等を理解しておくことが、買主/出資者・売主/発行会社のいずれにとっても交渉を有利に進める上で重要ですし、また、デュー・ディリジェンス(DD)において発見された問題点やDDで調査できていない事項への対応方法を理解しておくことは、買主/出資者が適切なリスクヘッジを図る上で必要不可欠です。
 そこで、本セミナーでは、株式譲渡契約・出資契約の作成・交渉に際して必ず押さえるべきポイントについて、条項例・雛型を示しながら分かりやすく解説します。

 

1.株式譲渡・出資取引の特徴

2.株式譲渡契約
(1)全体構造
(2)デュー・ディリジェンス(DD)との関係
(3)各論
 ・価格調整/ロックドボックス、 アーンアウト、
  エスクロー
 ・表明保証、
  サンドバッギング/アンチサンドバッギング、
  ディスクロージャースケジュール
 ・クロージング前の誓約事項・前提条件 ・クロージング
 ・クロージング後の誓約事項・補償 ・終了/解除

3.出資契約

(1)株式譲渡契約との相違点
(2)ベンチャー投資の場合の留意事項

4.近時のトピック
(1)競争法/外資規制関連条項
(2)表明保証保険の利用
(3)民法(債権法)改正の影響
(4)クロスボーダー取引における留意事項
(5)その他



【高木智宏 氏】 
2004年東京大学法学部卒業、2005年弁護士登録、2012年ノースウェスタン大学ロースクール卒業(LL.M. with Honors)。2012-2013年ニューヨークのデビボイス&プリンプトン法律事務所勤務。2013年ニューヨーク州弁護士登録。M&A、JV、企業法務全般を取り扱うが、近時はクロスボーダーM&A、JVを多く取り扱う。
【山本晃久 氏】 
2007年東京大学法学部卒業、2009年東京大学法科大学院卒業、2010年弁護士登録。M&A、JV、企業法務全般を取り扱う。M&A・JVに関しては、国内外・規模・業種を問わず幅広く取り扱う。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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