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「AI・データの利活用に関する契約ガイドライン」
利活用のための重要ポイント

日時: 平成30年12月12日(水)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,700円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 石川智也(いしかわのりや)氏
西村あさひ法律事務所
パートナー 弁護士 ニューヨーク州弁護士

講師 濱野敏彦(はまのとしひこ)氏
西村あさひ法律事務所 
アソシエイト 弁理士・弁護士

 本セミナーは、「AI・データの利活用に関する契約ガイドライン」の内容に基づいて「あらゆる事項を明確にすべきである」、「このような案もこのような案もある」ということを解説するものではなく、実際にこれらの契約の作成に豊富な経験を有する講師が、真に重要な概念を整理した上で、
 @何も契約で定めなかった場合のデフォルトルールは何か、
 A契約で定めることにより何が獲得できるのか、
 B相手方との契約交渉に際してどこまでであれば譲歩が可能か、といった観点から、
AI・データの利活用に関する契約で触れられている重要な検討項目・条項を読み解きます。
 自社の利益を守るために契約で何を確保するべきなのかということを戦略的に検討し、交渉できるようになることを目指します。

1.契約ガイドラインのデータ編を利活用するために
(1)情報とデータの違い
(2)情報とデータの法的保護の枠組み
(3)グローバルで理解すべき個人データの保護体系
(4)契約ガイドラインの重要な検討項目・条項に沿った交渉ポイントの解説
  
2.契約ガイドラインのAI編を利活用するために
(1)AI技術の整理と、AI関連契約において留意すべき技術用語
(2)AIソフトウェアの開発・利用における契約形態の選択
(3)成果物等の帰属を定める上での考え方・留意点
(4)契約ガイドラインの重要な検討項目・条項に沿った交渉ポイントの解説

【石川智也 氏】
西村あさひ法律事務所パートナー。2005年東京大学法学部第一類卒業、2006年弁護士登録(第一東京弁護士会)、
2015年バージニア大学ロースクール卒業(LL.M.)、2016年Max Planck Institute for Innovation and Competitionにあるミュンヘン知的財産法センター修了(LL.M.)、同年Noerr法律事務所ミュンヘンオフィス勤務、2017年ニューヨーク州弁護士登録。
日本における知的財産法、営業秘密保護、個人情報保護法のほか、EUにおける知的財産制度・競争法、EUデータ保護規則をはじめとするグローバルベースでのデータ規制についても詳しい。
【濱野敏彦 氏】
西村あさひ法律事務所アソシエイト。2002年東京大学工学部卒業。同年弁理士試験合格。2004年東京大学大学院新領域創成科学研究科修了。2007年早稲田大学法科大学院法務研究科修了。2008年弁護士登録(第二東京弁護士会)。2009年弁理士登録。2011-2013年新日鐵住金株式会社知的財産部知的財産法務室出向。
知的財産法、営業秘密保護、ITのほか、大学・大学院の3年間、AIの基礎技術であるニューラルネットワークの研究室に所属していたため、AIについても詳しい。    

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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