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事業会社によるベンチャー投資・買収

〜ケース・スタディーを交えて解説〜

日時: 2019年4月16日(火)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,400円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 関口智弘(せきぐちのりひろ)氏
弁護士法人 大江橋法律事務所
パートナー 弁護士・ニューヨーク州弁護士

 長年、ベンチャー向け投資の主流はベンチャーキャピタルによるマイノリティー投資でした。しかし最近では、事業会社によるベンチャー企業へのマイノリティー投資に加え、事業会社がベンチャー企業を丸ごと買収する例が増加しています。ベンチャー企業への投資や買収には、新しい技術や事業開拓の可能性がある一方、ベンチャーキャピタルを初めとする他の投資家との利害調整やベンチャー投資契約・株主間協定に特有の条項、ベンチャー企業を買収する場合に特有のDDや契約交渉上の問題点など、少し特殊な難しさがあります。
 本講演では、ベンチャー投資やM&Aに関する基本的な解説に加えて、事業会社がベンチャー投資を行う上で留意すべき問題や、通常のM&Aとは異なるベンチャー企業の買収における留意点について、ケース・スタディーを交えながら議論を展開したいと思います。

1.事業会社によるベンチャー投資・買収の概況

2.事業会社によるベンチャー投資
@ ベンチャー投資のスキームと法務DD
A 投資契約と株主間契約
B ケース・スタディー

3.事業会社によるベンチャー企業の買収
@ ベンチャー企業の買収と通常のM&Aとの違い
A ベンチャーM&Aのスキームと法務DD
B 契約交渉とPMI
C ケース・スタディー

4.まとめ

【講師紹介】
1994年早稲田大学法学部卒業、1997年弁護士登録(東京弁護士会)。2003年米国ヴァージニア大学ロースクール法学修士課程修了、2004年米国NY州弁護士登録。外資系法律事務所での勤務を経て、2014年8月より大江橋法律事務所(東京事務所)にパートナーとして参画。国内・海外のM&A、コーポレートガバナンス、企業コンプライアンス、国際法務、各種紛争解決などを専門とする。複数のベンチャー企業を顧問先とする一方、上場会社グループによるベンチャー企業の買収案件にも関与している。
最近の著作:
『事業譲渡の実務 法務・労務・会計・税務のすべて』(共著)(株式会社商事法務 2018年9月)がある。

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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