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内部調査の実際的「使い方」

〜グローバル・グループ・コンプライアンスにおける位置づけと実務〜

日時: 2019年7月11日(木)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,700円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 渡邊伸太郎(わたなべしんたろう) 氏
柴田・鈴木・中田法律事務所
パートナー弁護士

 第三者委員会が実務に定着した現在、内部調査が果たすべき役割はどうあるべきでしょうか。そもそも企業における内部調査はどう実施すべきでしょうか。海外拠点を有する企業の本社は海外における調査をどのように進めるべきでしょうか。
 本セミナーでは、内部調査が企業のコンプライアンス・プログラムに占める位置づけから始まり、現在の日本において内部調査が目指すべき役割、法務・コンプライアンス部門が果たすべき役割について考えていきます。当日の参加者層に応じて、より具体的なディスカッションを双方向で行います。

1.コンプライアンス・プログラムとしての内部調査
(ア) 企業における内部調査:直面する問題
(イ) コンプライアンス概論
(ウ) 最終目標は「人づくり」「利益相反の解消」

2.内部調査の実務

(ア) 端緒
(イ) 担当チーム組成
(ウ) 書面の調査
(エ) インタビュー
(オ) 書面化、報告

3.コンプライアンス文化を一歩進めるために

(ア) 業務プロセス改善のヒント
(イ) 他のファンクション(HR、IT)との関係
(ウ) リーダーとの関係

4.海外コンプライアンス:米国企業の例

(ア) Triage
(イ) データに基づく判断

〜質疑応答〜

【講師紹介】
平成4年 3月東京大学法学部卒業。平成4年4月 通商産業省(現 経済産業省)入省。大臣官房、資源エネルギー庁、中央省庁等改革推進本部事務局、通商政策局で勤務。平成15年 長島・大野・常松法律事務所。M&A、組織再編、ジョイントベンチャー、敵対的買収防衛などのコーポレート案件、輸出管理関連法務、国際貿易法案件などを担当。
平成22年 GEジャパン株式会社入社。グローバルなリーガル組織の中でコンプライアンス・プログラムの運営や国際訴訟などを担当。平成29年 柴田・鈴木・中田法律事務所パートナー。官庁、法律事務所、米国系企業での勤務経験をベースに、複眼的で実践的なアドバイスを提供。

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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