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好評再々演

新民法を踏まえて
取引基本契約書を見直す

〜契約条項の徹底的理解、ひな型付
【中上級者向け】〜

日時: 2019年8月1日(木)午後1時30分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 37,700円(お二人目から32,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 出澤秀二(いでさわしゅうじ)氏
出澤総合法律事務所
代表 パートナー 弁護士

 法務部門の上位者など部員を指導する立場の方々および熟練者の方々を対象とした、密度の高い実践的な契約書作成講座です。詳細なテキストと取引基本契約書ひな型を配付します。
 新民法(債権関係)は、2020年4月1日から施行されますが、そろそろ社内の取引基本契約書式の見直しが本格化する時期に入っているものと思われます。今後、取引の相手方から、新しい書式を示されることも想定されます。新民法は、改正部分も多岐にわたり、契約条項に生じる影響を把握しておかないと、適切な対応ができません。
 また、取引基本契約は、継続的取引のコアとなる契約ですが、各条項の正確な意味をとらえておくことにより、様々な応用が可能となります。熟練者でも自社の契約書式の見直しに際して、新たな疑問点が生じるような経験をお持ちだと思います。
 本セミナーは、中上級者を対象に、新民法を踏まえて、取引基本契約書の条項を理解して頂けるように構成しました。なお、本セミナーでは、具体的な条項例と裁判例を挙げるとともに、取引基本契約書のひな型を使用して受講者の理解を深めるように致します。

第1 総 論
1.契約書の作成、審査の基本
2.新民法の視点(契約条項に影響する改正内容、「契約及び取引上の社会通念に照らして」の意義、新旧適用関係等)

第2 取引基本契約
1.基本契約と個別契約(契約成立は出荷から着荷へ、裏面約款への対応)
2.印紙について
3.納品、検査、検収(法律上の意味)
4.品質保証、契約内容不適合責任(瑕疵担保責任)
5.損害賠償条項(責任制限条項の解釈、過失と重過失の判断方法)
6.不可抗力条項(契約及び取引上の社会通念に照らして債務者の責めに帰することができないことが免責事由になることを踏まえて)
7.守秘義務(継続期間の意義)
8.知的財産権の処理(注意点)
9.権利義務の譲渡承継(債権譲渡の効力についての改正)
10.継続的契約の終了(新民法の契約解除の規律と契約解除条項、期間満了)
11. その他(管轄、完全合意等)

〜質疑応答〜

提供図書:出澤講師
最新共著「実践!! 契約審査の実務〈改訂版〉」
学陽書房 2019年3月刊\3,564-(税込み)

【講師略歴】
81年 一橋大学卒業。83年 弁護士登録。92年 クレイトン・ユッツ法律事務所(シドニー)勤務。95年 出澤法律事務所(現出澤総合法律事務所)開設。00年 東京簡易裁判所民事調停委員。01年 国交省電子認証審査委員会委員。02年 (社)発明協会模倣被害アドバイザー。04年 司法研修所民事弁護教官。08年 法制審議会民法成年年齢部会委員。
【実施講演】
「契約書作成・チェック・審査上級講座」、「業務委託契約の実務」、「英文販売店契約書作成の実務」、「不動産売買・賃貸借の法律知識と実務的処理」等。
【主な著作(共著)】
当セミナー提供図書『実践 契約書審査の実務〈改訂版〉』(学陽書房) [2019]、『最新 会社設立の手続きと法律・税金』(日本実業出版社) [2012]他多数。

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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