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リアル・オプションを組み込んだ事業計画の作成演習
(MSエクセルTMによる演習)

講師 吉田二郎氏(よしだじろう)
カリフォルニア大学バークレー校  


事業計画を立てる際には、多くの場合リアル・オプションを考慮に入れる必要があります。リアル・オプションとは、事業計画に「柔軟性」を組み込むための枠組みで、計画初期段階に存在する多くの不確定要素を明確に織り込むことができます。
更に金融オプションの価格理論を応用することで、金融市場における評価と整合的な事業計画を立てることができ、また状況が変化するにつれて意思決定を当初計画からどう変えればよいのかについて明確な指針を得ることができます。
実際に活用するための留意点を指摘しながら、事業計画のなかで用いられる収支計画(プロフォーマ)に、具体的にどのようにしてリアル・オプションの分析を組み込めばよいのか、MSエクセルTMを利用して演習を行います。

1.リアル・オプション概論
 (1) リアル・オプションとは何か
 (2) リアル・オプションを考慮すべき(また逆にしなくても良い)事業とは何か

2.オプションの評価
 (1) やさしいオプション価格理論
 (2) 価値評価の例

3.リアル・オプション分析の特徴
 (1) IRR、DCF、EVAなどと比較して

4.モデルケース1―不動産開発―
 (1) 分析の枠組み
 (2) プロトタイプに沿った分析
 (3) 利用するデータ

5.モデルケース2―研究開発及び事業化―
 (1) 分析の枠組み
 (2) プロトタイプに沿った分析
 (3) 利用するデータ

【講師略歴】東京大学工学部卒, MIT修士. 1992年に日本開発銀行(現日本政策投資銀行)に入行. 現在カリフォルニア大学バークレー校 (金融・不動産. faculty.haas.berkeley.edu/yoshida/). フルブライト留学生. 日本不動産金融工学学会理事、経済産業省リアル・オプション研究会委員、東京大学特別講師など歴任. 論文に"Effects of Uncertainty on the Investment Decision(MIT教科書に採用)"、「商業用不動産の資産需要と供給の決定要因」など、出版物にリアル・オプション(共訳、東洋経済新報社)、投資決定理論とリアル・オプション(共訳、エコノミスト社)など。他講演多数。
■価格 36,000円(税込み・送料当社負担)
■約240分(全2巻)■参考資料,FD付き
■申込方法 申込書に入力後、ご送信下さい。お振り込み確認後、商品をお送り致します。
■払込口座 三菱東京UFJ銀行 八重洲通支店 (普通)0602180 
(株)経営調査研究会

※本ビデオは2005年7月11日(月)13:00〜17:00に行われたセミナーを収録したものです。

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