上場会社の資金調達
法務と実務


〜法改正を踏まえた最新実務、ライツ・オファリングと
第三者割当を中心に〜


日時: 平成25年6月10日(月)午後1時00分〜午後4時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 原田優美(はらだゆみ) 氏 
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)
弁護士

 上場会社の資金調達手段はいくつかありますが、そのうちの証券(株式、社債、新株予約権、新株予約権付社債)発行による資金調達について、各証券の商品性、スケジュール、必要な手続き等を概観します。
 特に近時注目を集めているライツ・オファリング(新株予約権の株主割当)の手法及び、従来の新株予約権・新株予約権付社債の第三者割当の手法について、実務的な観点から比較検討するとともに、スケジュール・開示書類作成に関する留意点や、よく議論される法的な問題点等についても解説します。第三者割当についての会社法改正の動向についても紹介します。
 発行体となる上場会社(財務等担当者)と、上場会社への投資(証券引受)を考えているファンドや証券会社の双方の視点から、実務的な内容を主とします。



1.証券発行による資金調達概観(概略)
(1) デッドとエクイティ
(2) 国内発行と海外発行
(3) 公募、株主割当と第三者割当
(4) それぞれの証券の商品性

2.ライツ・オファリング
(1) なぜライツ・オファリングなのか、導入の経緯
(2) スケジュール、必要手続きに関する法的論点と整理
(3) 実際の発行例の分析と今後の課題

3.第三者割当
(1) 第三者割当の特性、新株予約権・新株予約権付社債の
商品性・条件設定
(2) 発行スケジュール・TOB規制との関係、開示書類作成上
の留意点
(3) 発行会社と引受先との契約に関する論点
(4) 発行差止請求
(5) 会社法改正の行方と議論の内容

〜質疑応答〜


【講師紹介】1999年司法試験合格、2000年中央大学法学部卒業。2001年弁護士登録、東京青山・青木法律事務所(現ベーカー&マッケンジー法律事務所)入所、現職。2005年〜2006年、University of Pennsylvania Law School LL.M取得、2007年NY州弁護士登録。2009年〜2011年、大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツ株式会社出向。国内外市場における証券発行、金融法務、M&A等案件に従事。

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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