スポンサーから見た事業再生の留意点

日時: 平成26年6月27日(金)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,900円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 粟澤方智(あわざわまさのり)氏
奧野総合法律事務所・外国法共同事業
パートナー 弁護士

講師 小池良輔(こいけりょうすけ)氏
奧野総合法律事務所・外国法共同事業
パートナー 弁護士

講師 山本 昇(やまもとのぼる)氏
奧野総合法律事務所・外国法共同事業
アソシエイト弁護士

 金融円滑化法が終了し、金融機関の不良債権処理も加速化していくものと思われますが、窮境にある企業の債務整理の局面において、私的・法的再建手続を選択した企業をスポンサーが支援するという形のM&Aもますます増加していくことが予測されます。このようなM&Aにおいては、通常のM&Aと異なる倒産手続特有の論点が多く存在し、今後スポンサーとして事業再生型のM&Aに関わろうとする企業にとって、これらの留意点を熟知しておくことは不可欠といえます。
 本セミナーでは、幾つかのスポンサー型の事業再生事例を材料として、実際の事業再生においてスポンサー企業側に生じた問題点の検討及び解決の過程、関係者との協議調整の実際をご紹介することを通じ、私的・法的再建手続を選択した企業をスポンサーとして支援する際のポイントを解説します。



1.総論
(1) 事業再生の手続概観
(2) 事業再生におけるスポンサーの意義
  
  
2.スポンサー支援のストラクチャー
(1) 各種ストラクチャーの概観
(2) 各種ストラクチャーの比較
(3) 各種ストラクチャーの選択基準
  
  
3.スポンサーの選定方法
(1) 私的再生手続の場合
(2) 法的再生手続の場合
  
  
4.スポンサー契約締結上の留意点
  

5.DIPファイナンス・プレDIPファイナンス


6.その他

  



【粟澤方智氏】
2001年10月弁護士登録、奧野総合法律事務所入所。特に金融機関側のアドバイザーとして、多数の倒産・再生事案に関与。主著として、『金融機関のための倒産・再生の実務』(金融財政事情研究会、2013年)ほか多数。現在、金融法務事情にて、『ここがポイント倒産・再生手続における金融機関の対応』(共同監修)を連載中。


【小池良輔氏】
2004年10月弁護士登録、奧野総合法律事務所入所。独立行政法人中小企業基盤整備機構経営支援アドバイザー、同債権管理アドバイザー等。多数の倒産・再生・M&A等事案に関与。


【山本 昇氏】
2008年9月弁護士登録、奧野総合法律事務所入所。申立代理人及びスポンサー・金融機関のアドバイザーの双方の立場で倒産・再生事件に関与。



※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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