海外進出に伴う合弁契約のトラブル事例
・紛争解決と契約作成上の注意点

〜インドネシア、ベトナム、タイ、インド、シンガポール、中国を中心に〜

日時: 平成27年5月11日(月)午後1時00分〜午後4時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 前田葉子(まえだようこ)氏  
西村あさひ法律事務所 
カウンセル 弁護士(日本・ニューヨーク州)

 日本企業の海外進出にあたり、合弁先とのトラブルは後を絶ちません。合弁先企業自体の問題、合弁契約の不備に伴う問題(意思決定のプロセスやデッドロックの解消など)、合弁先を通じての技術流出や模倣品などの知的財産の侵害の問題、合弁先の競業問題などがあります。
 一方で海外、特にアジア各国においては裁判制度にも様々な問題があり、法的解決に工夫と注意が必要な場合が多いのが現状です。
 これらの実際のトラブルの事例に基づいて、紛争の性質や緊急性、各国の特性に応じた紛争解決方法やその注意点、合弁契約作成上の注意点や既存の合弁契約の見直しについて解説します。
 


1.海外進出にあたっての合弁契約の必要性

2.実際のトラブル事例

3.東南アジア諸国各国・中国の裁判制度の問題点

4.仲裁による紛争解決とその注意点

5.自社の知的財産の防衛

6.トラブルの性質に応じた紛争解決方法とその注意点

7.合弁契約作成上の注意点・今ある合弁契約の見直し



【講師紹介】
2002年東京大学法学部第一類卒業。
2003年弁護士登録・西村総合法律事務所(現西村あさひ法律事務所)入所、
2010年ペンシルバニア大学ロースクール卒業(LL.M.)。
2010年より1年間ニューヨークのデベヴォイズ・アンド・プリンプトン
法律事務所勤務。
2011年ニューヨーク州弁護士登録、
2012年シンガポール国際仲裁センター(SIAC)出向。

【主な論文】
「アジア仲裁の展開と日本」
(共著)法律時報(2015年4月発刊予定)、
『消費者裁判手続特例法』
(共著)商事法務(近日発刊予定)、
『国際仲裁と企業戦略』
(共著) 有斐閣 (2014年刊行)、
『日本企業のためのシンガポール進出戦略ガイドQ&A』
(共著) 中央経済社 (2014年刊行)他。

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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