国際タックス・プランニングによる
税コスト最適化の実践

〜企業価値を高める税務コンプライアンスの具体的方策〜


日時: 平成30年5月22日(火)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,700円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 木村浩之(きむらひろゆき) 氏
弁護士法人 淀屋橋・山上合同 
弁護士

 国際税務プランニングは、国際的な経済活動に伴う税務コンプライアンスを実践し、税コストを最適化するための方策です。これを上手に行うことで海外事業から生じる税引後の利益を高めることができ、フリーキャッシュフローと自己資本利益率(ROE)の向上につなげることができます。これが企業の目的である企業価値の向上につながることは言うまでもありません。
 本セミナーでは、税務コンプライアンスの基本的な考え方について解説するとともに、豊富な図表・具体例を用いて、各国の税制や租税条約を踏まえた国際タックス・プランニングの典型的手法を解説します。また、国際タックス・プランニングをめぐっては、近時のOECD/G20におけるBEPSプロジェクトの動向を踏まえることが重要であり、そのポイントについても解説します。
 


T 国際税務プランニングの意義
1.企業における重要性の高まり
2.国際税務プランニングの概要
3.国際税務プランニングと企業価値

U 国際税務プランニングの具体的手法
1.各国の税制・租税条約の利用
2.課税上有利な取引の選択
3.利益の付け替え

V 今後の国際税務プランニング
1.BEPSプロジェクトの影響
2.日本企業の課題
3.まとめ     

〜質疑応答〜



【講師紹介】
2005年東大法学部卒。2009年国税庁(法人課税国際源泉係長)退官後、2010年弁護士登録。2016年ライデン大学・国際租税センター国際租税法上級プログラム修了(法学修士)。オランダの国際法律事務所とシンガポールの大手会計事務所で国際税務プランニングの実務に従事。日本税法学会研究委員、IFA(国際租税協会)会員。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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