2020年以降を見据えた
ホテル経営・開発の現状と新たな潮流


日時: 平成30年6月19日(火)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,700円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 澤田竜次(さわだりゅうじ)氏
PwCコンサルティング合同会社
リアルエステート&ホスピタリティ パートナー

 足元では堅調に推移するホテルマーケットですが、急増する新規開発や民泊等への“需要の漏れ”も懸念される中、ホテルマーケットは既に2020年以降を見据えて、新たなステージに向かっています。既存プレイヤーがチェーンを拡大し、また新たな価格帯(セグメント)への参入を行う中、新たなプレイヤーによるホテル事業への参入も散見され、需要伸びは期待される一方で、競争も間違いなく激化していくことが想定されます。
 そのような環境下において、如何にプロパティレベルで差別化を行い競争優位を保つのか、チェーン本部による支援機能を如何に強化すべきか、または複合開発の中でホテルをどのように位置づけるべきか、等々様々な課題が浮かび上がって来ています。
 本セミナーでは、このような難しい舵取りが求められる時代の中で、ホテル経営・運営・所有はどうあるべきかの視点から、解決に向けた方向性を探ります。



1.ホテル開発・投資マーケットの現状理解
@ ホテルパフォーマンスおよび開発・投資の現状について
A 堅調な国内需要と様々なリスク要因を抱えるインバウンド需要の今後の見込みについて
B 各プレイヤー(オペレーター・デベロッパー・投資家等)の戦略について

2.ホテル開発(新規開発・建替え)についての検討課題
@ 2020年以降のマーケットを見据えたホテルコンセプトのトレンドと在り方
(デザイン性・機能性等の観点から)
A 事業性・収益性の視点からのホテルの運営形態(直営・リース・運営委託)に対する理解
B オーナー・オペレーター双方の視点から見る運営委託・リース契約の要諦
C 建設プロジェクトにおけるプロジェクト/コンストラクションマネジメント業務の現状と課題および必要性について

3.ホテルの事業としての課題と解決の方向性
@ ホテル業界が抱える課題についての把握
(人手不足、マーケティング・ブランド力向上等)
A 地方・海外マーケットへの展開の是非
B 環境変化を踏まえたホテル業界の未来像



【講師紹介】
旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)での証券関連業務経験後、2000年4月に会計事務所系のコンサルティンググループに移籍し、主としてホテル、旅館、テーマパーク、カジノ、不動産業界に対するアドバイス業務を提供。その後、本年1月より現職に転じ、同業界に対して、事業戦略立案から組織・運営・人事・システム面でのコンサルティング業務を提供すると共に、ホテルを含む複合開発案件や建替え案件に対して、マーケット調査、コンセプトデザイン、オペレーター選定、PM/CM業務、ホテルアセットマネジメント業務等を提供している。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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