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オーナー系非上場会社のバイアウト法務

〜事例を題材に、実務上のポイントを重点的に解説〜


日時: 平成30年9月10日(月)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,400円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 熊谷真和(くまがいまさかず) 氏
森・濱田松本法律事務所 パートナー 弁護士

講師 高橋 悠(たかはしゆう) 氏
森・濱田松本法律事務所 弁護士

 事業承継ニーズの高まりが指摘されて久しい中、近年になって、プライベート・エクイティ・ファンドによる投資案件を中心に、オーナー系の非上場会社を対象とするバイアウト(事業承継型バイアウト)の存在感が特に増しています。こうした案件においては、非上場会社ならではの様々な法的問題が生じることも多い一方で、上場会社を対象とする案件よりも小規模になりがちという事情もあり、実務上の勘所を押さえた効率的な案件遂行が肝要となります。
 本セミナーでは、非上場のオーナー系企業のバイアウトにおける法務上のポイントについて、事例を題材に、実務的に特に問題となりやすい点に焦点をあてて解説します。プライベート・エクイティ・ファンドのみならず、事業会社によるオーナー系非上場会社の買収に際しても参考にしていただける内容です。



1.はじめに
* 事業承継型バイアウトを巡る市場動向
* 事業承継型バイアウトの特徴等

2.ストラクチャーに関するポイント

* 分散保有されている株式の買い集め方法
* 事業のカーブアウト等

3.株式譲渡契約のポイント(対価等の支払方法を中心に)

* 価格調整/アーンアウト/一部後払い
* 退職金の支払い等

4.バイアウト後のオーナー株主等との関係
* 事業運営に対する関与のあり方
* 株式の継続保有・再出資
* インセンティブプラン
* 経営委任契約のポイント等

5.デュー・ディリジェンスで発見される典型的な法的リスクとその対応



【熊谷真和 氏】
略歴:

弁護士・ニューヨーク州弁護士。東京大学法学部・シカゴ大学ロースクール卒業。2007年〜2009年経済産業省 経済産業政策局産業組織課へ出向。2011年〜2012年ニューヨーク市Shearman & Sterling法律事務所で執務。
専門分野:
M&A、IPO等の資本市場案件及びPEファンドの組成業務を主要取扱業務とし、組成、投資からExitまで、PEファンド業務のあらゆるステージについてアドバイスを行う。
主な著書・論文:
「金融商品取引法―公開買付制度と大量保有報告制度編」(商事法務、2017年、共著)、「MBOをめぐる最新実務」(旬刊経理情報1476号、2017年、共著)、「M&A法大系」(有斐閣、2015年、共著)、「第2版企業再編法律・会計・税務と評価」(清文社、2015年、共著)、「<平成26年会社法改正を踏まえた実務の検討(4)>資金調達に関する規律の見直し」(旬刊商事法務2060号、2015年、共著)、「勧誘概念の明確化と実務上の諸問題」(旬刊商事法務2045号、2014年、共著)、「米国における経営陣報酬の実務動向(上・下)」(旬刊商事法務1996・1997号、2013年、共著)など。

【高橋 悠 氏】
略歴:

弁護士。東京大学法学部・東京大学法科大学院卒業。
専門分野:
国内及びクロスボーダーのM&A業務並びに税務関連業務を主要取扱業務として、企業法務に関連する案件を幅広く取り扱う。その他、ファンドの組成及び運営、ベンチャー投資等の案件に従事している。
主な著書・論文:

「MBOにおける特別委員会の検証と設計(上)(下)」(金融商事判例No.1424-1425、2013年、共著)、『税務・法務を統合したM&A戦略第2版』(中央経済社、2015年、共著)など。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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