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経済産業省「AI・データの利用に
関する契約ガイドライン」の解説

〜ガイドラインの作成をした作業部会メンバーが、
作成経緯やポイントを整理し実務的な観点から詳しく解説〜

日時: 平成30年11月19日(月)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,400円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 尾城亮輔(おじろりょうすけ) 氏
GVA法律事務所 弁護士

 昨今IoT・ビッグデータ解析やAIの活用が急速に進展していますが、これらのビジネスに関する契約実務や法律問題について、定見がない状況でした。
 経済産業省は、これらのビジネスについて「AI・データの利用に関する契約ガイドライン」を発表しましたが、本ガイドラインは、法的な分析から具体的な契約書条項案まで包括的な解説をするものであり、AI及びデータに関するビジネスを行ううえで参照すべき、重要な指針になっていくものと考えられます。これらのビジネスに携わる法務部門、企画部門、情報システム部門等の実務担当者としては、本ガイドラインについての理解を深めておくことは必要なことと思われます。
 本セミナーでは、本ガイドライン検討会の作業部会の一員として、ガイドライン作成に参画した講師が、ガイドラインの作成経緯やポイントを整理するとともに、実務的な観点からの注意点などを詳しく解説します。

1.「AI・データの利用に関する契約ガイドライン」データ編の解説
(1)総論
 ・データ編の全体像
 ・データ・オーナシップに関する考え方
(2)データ提供型契約
(3)データ創出型契約
(4)データ共用型契約
(5)モデル契約書の解説

2.「AI・データの利用に関する契約ガイドライン」AI編の解説
(1)AI契約を行う上での基礎知識
 ・基礎的概念の整理
 ・従来型ソフトウェア開発との違い
 ・権利帰属等に関する基本的な考え方
(2)AI開発契約
(3)AI利用契約
(4)モデル契約書の解説

【講師紹介】
東京大学法学部卒業、同法科大学院修了。米国南カリフォルニア大学ロースクール修了。桃尾・松尾・難波法律事務所(2008年〜2018年)を経て現職。経済産業省「AI・データ契約ガイドライン検討会」作業部会構成員、農林水産省「農業分野におけるデータ契約ガイドライン検討会」専門委員。高度情報処理技術者であるITストラテジストの資格を保有。システム開発、AI・データ取引などのIT関係の業務に従事。
著書(共著)「裁判例から考えるシステム開発紛争の法律実務」(商事法務、2017)。 

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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