経理部門のナレッジ・マネジメント

〜事業会社で長年経理実務を経験した「実務家会計士」が
実践的なノウハウ管理・共有方法を具体例を交えて解説〜

日時: 平成30年12月19日(水)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,400円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 梅澤真由美(うめざわまゆみ)氏
公認会計士
管理会計ラボ株式会社 代表取締役

 外部委託やRPA導入など、経理業務のあり方が従来とは大きく変わってきています。その結果、社内の経理担当者の業務は、業務プロセスの設計や会計処理の判断など、より高度な業務に特化する傾向がみられます。しかしながら、経理部門の人員の数は、それら業務の質や量に対して十分でないケースも多くみられます。また、担当者の交代の際、ノウハウの引継ぎで苦労するケースもあります。このような状況を打破するためには、経理部門内の効率的な知識・ノウハウを習得することが欠かせません。
 そこで、本セミナーでは、経理部門にとってのナレッジ・マネジメントのポイントを紹介します。そのうえで、実践的なノウハウ管理・共有方法に関する具体例を交えながら、経理部門のナレッジ・マネジメントについて解説します。事業会社で長年経理実務を経験した「実務家会計士」による実践的な内容です。

1.ナレッジ・マネジメントとは
(1)ナレッジ・マネジメントという考え方
(2)経理部門のナレッジ・マネジメントの特性

2.具体的なナレッジ・マネジメントの手法
(1)マニュアル作りのポイント
(2)データ管理のコツ
(3)会計システムの活用

3.専門知識の収集の仕方
(1)レベル・目的別に読み方を変えるべき専門雑誌
(2)経理部にあると便利な専門書籍
(3)効果が出やすい外部セミナーの選び方と受講方法

4.外部専門家との効率的な付き合い方
(1)公認会計士と税理士の違いと使い分け
(2)監査法人とコンサルティング会社の違いと使い分け

5.まとめ

【講師紹介】
2002年に公認会計士試験に合格したのち、監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)を経て、2007年より10年超、日本マクドナルド鰍ィよびウォルト・ディズニー・ジャパン鰍ネどの事業会社に勤務。経理・予算管理・経営企画など経営財務分野の幅広い業務に従事した。その後、管理会計ラボ(現管理会計ラボ株式会社)を開設し、現在は数少ない管理会計専門の公認会計士として、セミナー講師、書籍や雑誌の執筆、コンサルティングに活躍中。
事業会社での豊富かつ多様な実務経験を生かし、制度会計を活かした管理会計制度の構築、早期化と正確性向上を同時に達成する経理の業務改善といった「実務家会計士」ならではの業務領域を得意とする。「理論と実務をつなぐ」「ビジネスと数字をつなぐ」がモットー。
京都大学農学部卒業、京都大学大学院農学研究科修了。ボンド大学ビジネススクール修了(MBA)。
主な著書:
「今から始める・見直す 管理会計の仕組みと実務がわかる本」(単著、中央経済社)。

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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