ジョイント・ベンチャー契約の実務的理解と
頻出ケーススタディー

日時: 2019年2月22日(金)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 龍野滋幹(たつのしげき)氏
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
パートナー弁護士

 ジョイント・ベンチャー(JV)は、国内においてはアライアンスの一形態として、海外においては現地企業と組んだ進出の有力な手法として、規模の大小を問わず多くの事業プロジェクトなどで用いられています。しかし近年、契約の不備や当初の検討不足などにより、JVの運営途中やエグジット・解消の場面でパートナーとのトラブルが発生し、解決のためのご相談を受ける例が多くなっています。
 本セミナーにおいては、国内・海外双方についてJVの組成・運営・解消に関する豊富な経験を持つ講師が、JV契約の実務上の重要ポイントを論理的かつ分かりやすく解説したうえで、事例をベースにどのように実務的に又は契約上対応しておくべきであったかの実践的解決策について、国内JV、海外JV双方を視野に検討していきます。

1.ジョイント・ベンチャー(JV)の意義、JV契約の重要性

2.JV契約の内容

3.JVの重要ポイント
(1)事業運営の基本方針・機関設計のあり方
(2)出資比率、変動への対応
(3)重要事項の決定方法のバリエーション
(4)重要事項の決定方法を踏まえ、デッドロックへの対応はどのようなことが考えられるか
(5)株式の譲渡制限、及び譲渡ができる場合の制約
(先買権、タグ・アロング、ドラッグ・アロング等)
(6)JV契約の終了
(7)競業避止
(8)ディール全体におけるJV契約の位置づけ

4.具体的ケーススタディーの研究

本セミナーは、法律事務所ご所属
(企業等に出向・派遣中を含む)の方はお申込みご遠慮願います。

【講師紹介】
2000年東京大学法学部卒業。2002年弁護士登録(第二東京弁護士会)、アンダーソン・毛利法律事務所(現 アンダーソン・毛利・友常法律事務所)入所。2007年米国ニューヨーク大学ロースクール卒業(LL.M.)。2008年ニューヨーク州弁護士登録、2007年から2008年にかけてフランス・パリのHerbert Smith法律事務所にて執務。2014年11月から東京大学大学院薬学系研究科・薬学部「ヒトを対象とする研究倫理審査委員会」審査委員。2017年度東京医科歯科大学外部事業評価委員。M&A、ジョイント・ベンチャー、コーポレート・ガバナンス及び知的財産権取引その他の企業法務全般を取扱い、日本企業の海外進出について数多く取り扱う。
【主なセミナー】
「M&A実務担当者養成講座(全4回)〜課題ワークを通じて現場で役立つノウハウを習得〜」、「不祥事対応の最新実務〜初動対応、AI等を用いた近時の調査手法から危機予防体制の構築まで〜」、「事業会社のCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)組成とベンチャー投資における重要ポイント」、「事業承継M&Aの重要ポイント」、「クロスボーダーM&Aの法務」、「ベンチャー・スタートアップへの投資及び提携の実務」、「AI事業の提携と買収の法務実務」、「ライフサイエンス業界に特有の法的留意点」、「ポストM&Aにおいて買収会社の運営を成功させるために〜M&A契約における対応からグループ会社管理のポイントまで〜」、「ジョイント・ベンチャー契約の理解と応用〜アジア諸国等新興国への進出に際してのジョイント・ベンチャーの利用を見据えて〜」など多数。

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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