海外プロジェクトファイナンスの実務
【応用編】

〜実務能力強化のポイント〜

日時: 2019年5月17日(金)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 37,000円(お二人目から32,000円)
書籍ご持参の方は、2,400円引きとなります。
(店頭販売価格とは異なります
本セミナーは全2回シリーズです。
第1回にもご参加の場合は、二回目は割引料金29000円が
適用されますので(お二人目も同じ。書籍はご持参下さい)、
お申込フォーム書備考欄にご記入ください。
2回分一括お申込みの場合は、61000円の特別料金となります。

(消費税、参考資料を含む)

講師 井上義明(いのうえよしあき)氏
プロジェクトファイナンス研究所代表
(元オーストラリア・ニュージーランド銀行本部長)

 日本企業による海外進出や海外投資が盛んになり、日本企業が海外でプロジェクトファイナンスを利用することが増えてきました。また、日本の金融機関も国内融資の成長鈍化に伴い海外融資に力を入れています。一方、海外プロジェクトファイナンスは案件ごとにやや複雑なポイントがあり、ノウハウの蓄積には時間を要するのが現状です。
 本セミナーでは、各国において数多くの案件を手掛けてきた実務経験豊富な講師が、海外プロジェクトファイナンスについて【基礎編】と【応用編】の2回に分けて解説いたします。
 今回のセミナーでは、プロジェクトファイナンスにおけるキャッシュフロー分析の他、最近のプロジェクトファイナンス市場で喫緊の話題や永年の重要テーマを、リスク管理の視点等を織り込みつつ、具体的な実例を多数交えて採り上げます。プロジェクトファイナンスへの理解をより一層深め、実務能力を強化できる機会となります。

1.キャッシュフロー分析
(目的、DSCR、IRR/NPV、Sensitivity分析、Breakeven分析、限界点)

2.輸出信用機関(ECA)とプロジェクトファイナンス
(輸出金融、OECDガイドライン、実例、ECAとの協働他)

3.交通インフラ事業の難しさ
(外部経済、需要リスク、土木工事、新興国の為替問題他)

4.実例に学ぶカントリーリスク
(戦争・革命事例、国営企業による契約不履行事例、収用事例、為替事例他)

5.石炭火力発電所と気候変動
(OECD石炭火力規制、石炭火力全廃連合、欧米金融機関の動向他)

6.質疑応答

なお、採り上げるテーマは一部変更となる場合があります。
予めご了承ください。

提供図書 井上義明氏著 「実践プロジェクトファイナンス」
日経BP社 2011年6月 3,024円(税込)

<セミナースケジュール>
2019/4/19(金)第1回
…海外プロジェクトファイナンスの実務【基礎編】

【講師紹介】
1984年富士銀行(現みずほ銀行)入行、プロジェクトファイナンス部、ニューヨーク支店融資課課長、ヒューストン支店プロジェクト&エネルギー課課長、プロジェクトファイナンス部部長代理、同参事役を経て、2005年国際協力銀行プロジェクトファイナンス部参事(出向)。2006年オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)銀行スペシャライズドファイナンス・ジャパン本部本部長。2017年より現職。
現職ではプロジェクトファイナンスや海外ファイナンスについて執筆、講演、研修、コンサルティング等に従事。企業研修等の講師歴多数。英検1級(優良賞)。早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。慶應義塾大学福澤諭吉記念文明塾修了。著書:『実践プロジェクトファイナンス』(日経BP 社2011年)、『LNGプロジェクトファイナンス』(金融財政事情研究会2015年)。
論文:「なぜ交通インフラ事業にプロジェクトファイナンスは難しいのか」(Infrato /2017年)、「輸出信用機関(ECA)とプロジェクトファイナンス」(Infrato /2017年)。
コラム:インフラ情報サイトInfratoに「プロファイバンカーの視座」を連載中。

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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