英文契約のドラフティング
〜伝わる言葉の選び方〜
Drafting English−language contracts:
how to choose the right words |
日時: 2019年5月21日(火)午前9時30分〜12時30分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,700円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 田邊政裕(たなべまさひろ)氏
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)
弁護士 ニューヨーク州弁護士
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日本企業のグローバル化に伴い、法務・知財などの実務担当者が英文契約のレビューやドラフティングをする機会は増えています。
もっとも、英文契約のドラフティングに関する技術を独学で身に付けるのは容易ではありません。英文契約のドラフティングでは、当事者の意図を明確に示す文言を探し出し、その文言を必要に応じて修正する技術が求められます。そのような技術の習得にあたっては、英文契約ドラフティングの理論的背景を学び、実務での傾向を把握することが有益です。
そこで本講義では、英文契約のドラフティングに精通する講師が、理論的背景や米国判例に言及しながら、実務で通用する英文契約文言の選び方について解説します。
1.なぜ英文契約では明確に伝える必要があるのか
(1) 米国的な契約観念
(2) 米国におけるプレイン・イングリッシュの台頭
2.主語の選び方
3.動詞の選び方
(1) 宣言を表す場合
(2) 義務を表す場合
(3) 権限を表す場合
(4) 条件を表す場合
(5) willとshallの使い分け
4.接続詞の選び方
5.形容詞の選び方
6.文章構造の工夫
7.句読点の使い方
8.契約文言に関する米国判例の紹介
〜質疑応答〜
【講師紹介】
京都大学法学部卒業、ジョージタウン大学ロースクール(LLM)修了。LLM時代に受講した契約ドラフティング・コースで首席となり「Excellence
for the Future Award」を受賞。現在はベーカー&マッケンジー法律事務所のプロジェクトグループに所属。主にエネルギー関連のプロジェクト開発や買収に関する案件に従事しつつ、知的財産や米国訴訟も手がける。2014年度から日本知的財産協会の国際契約プラクティス・コース「国際特許ライセンス契約のドラフティング」講座を担当。
主な著書に『特許権の消尽に関する連邦最高裁Lexmark判決‐販売後制限と国際消尽』(共著、知財管理、2018年6月号)、『米国ディスカバリの法と実務』(共著、発明推進協会、2013年3月)。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 経営調査研究会
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