クロスボーダーM&Aの実例とノウハウ
法務担当者がはずせない実務のポイント
【今回は税務論点も解説!】

〜クロスボーダーM&A専門ロイヤーによる
M&A事例研究と実務ノウハウ
&タックスロイヤーによるM&A税務の実務上の重要論点〜

日時: 2019年5月30日(木)午後1時00分〜午後4時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,900円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 村田晴香(むらたはるか)氏
三浦法律事務所 パートナー弁護士

講師 今村 潤(いまむらじゅん)氏
三浦法律事務所 法人パートナー弁護士

 各ディールは千差万別の事情があり、型にはまった対応は不可能で、過去の経験を踏まえて柔軟に対応することが必須です。本セミナーでは、数々の日本企業による海外企業買収を扱うM&A専門の弁護士が、会社のリスクヘッジのため絶対に外せないポイントを解説、加えて外部専門家を使いこなすノウハウ等、実務のコツを事例研究もふまえて解説します。
 また、クロスボーダーM&Aにおいては税務問題が案件の方向を左右することが多く、法務担当者も関連税務の基本を理解することが重要です。本セミナーでは、税務を専門にする弁護士も登壇し、M&Aでよく問題となる税務イシューの内容と法務との関連を分かりやすく解説します。
 当セミナーでは、書面では説明しづらい実務のコツや工夫をお伝えすることを意図していますので、質疑応答セッションでは、受講者の気になるポイントや疑問に率直に回答いたします。

1.海外投資、どのストラクチャーを選ぶか。
・ベンチャー投資、マイノリティ出資、ジョイントベンチャー、100%買収(手続、期間、DDの範囲と予算などの検討)
・ストラクチャー検討の事例研究
・ストラクチャー検討の税務論点

2.クロスボーダーM&Aの取引概観と各ステージでの事例研究
・デューデリジェンス:適切でない情報を開示されていたことが発覚した事例など
・契約交渉:社内と社外の役割分担、アーンアウトやコールオプションの規定をする場合の注意点、支払額のバリエーションやこれらのアレンジを採用した場合のPMIへの影響など
・表明保証保険:保険会社の選び方、失敗例や成功例、国による違いなど
・クロージング:円滑な送金、意外な落とし穴など
・PMI:買収後のリストラやガバナンス体制の整備のノウハウ、マネジメントのリテンションなど

3.クロスボーダーM&Aの税務
・租税条約、 移転価格税制、外国子会社配当益金不算入制度、外国子会社合算税制など

4.質疑応答及びディスカッション

【講師紹介】
村田晴香 氏:

弁護士(第一東京弁護士会所属)。長島・大野・常松法律事務所、Paul Hastings 法律事務所にて勤務後、2012年7月より日比谷中田法律事務所に参画する。日本企業による海外企業の買収を専門とし、自動車関連、金融など多くの事業会社による海外企業買収に従事している。2016年11月にAllen & Overy London office(M&Aチーム)での勤務を終え帰国。今年もM&A部門日本セクションで、Asialaw Leading LawyersのLeading Lawyer、Legal 500のLeading Individualに選ばれるなど海外メディアの評価も高い。
今村 潤 氏:
弁護士(東京弁護士会所属)。共栄法律事務所にて勤務し、税務相談から税務紛争に至るまで幅広く税務業務に従事し、法人税法、所得税法、移転価格税制等を専門とする。2015年3月より財務省関東財務局統括法務監査官にて勤務したのち、2019年より現事務所に所属。

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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