株主総会議事録・取締役会・監査役会議事録に関する実務

〜議事録記載や備置等の実務に不備がないかの再確認〜

開催日時2020年6月17日 (水) 13:30〜16:30
講師
高橋 均氏

高橋 均氏
獨協大学法学部 教授 (元・新日本製鐵(株)部長)

受講費 35,000円 (お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む)
開催地 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
概要 株主総会議事録・取締役会議事録・監査役会議事録は、法定化された正式な会社文書です。他方、株主にはこれら議事録の閲覧・謄写を会社に対して請求することができます。法定化された事項が記載されていない場合は、過料が課されたり、会社役員の損害賠償責任にも繋がる可能性もあります。しかし、記載の程度や議事録の作成時期等、実務的に整理・確認されることなく、単に前任者の実務を踏襲して済ませているとの声が多く聞かれます。また、議事録の作成時期や保管期間についても曖昧にしていることもあるようです。
 そこで、本セミナーでは、これら議事録について、会社法の規定を整理しつつ、その共通点や相違点を明らかにしながら具体的実例も参照しながら解説します。議事録の作成担当者は勿論のこと、議事録をチェックする立場の管理職の方々にとっても有益な講座です。議事録に関する実務の完成を目指します。
セミナー詳細 1.株主総会議事録・取締役会議事録・監査役会議事録作成の必要性
(1)議事録作成の法的根拠 
(2)議事録が不適切な場合の法的リスク
(3)各議事録の法的位置付けの違い 
  
2.議事録の記載要領
(1)株主総会議事録作成の基本的考え方と作成要領 
(2)取締役会議事録と監査役会議事録の共通の記載事項
(3)取締役会議事録作成の基本的考え方(法定決議事項・報告事項)
(4)監査役会議事録作成の基本的考え方(法定決議事項・同意事項・報告事項)
(5)「議事の経過と要領」の記載の程度 
(6)各種議事録の事例と分析・検討

3.議事録作成上の留意点
(1)添付資料の扱い
(2)取締役会・監査役会での発言や質疑の記載の有無と程度
   ・決議に反対しても、議事録に留めない場合の法的扱い
(3)議事録作成後のチェック体制と議事録作成の時期 
(4)保管者と備置期間
  
4.株主による閲覧・謄写請求
(1)株主による閲覧・謄写請求と対応〜裁判所への許可申立がされた場合の実務
(2)親会社株主と子会社議事録

5.議事録の閲覧・謄写請求に関する裁判例とその検討
(1)争点となったこと 
(2)裁判例から学ぶべきこと

【講師紹介(たかはしひとし氏)】
一橋大学博士(経営法)。昭和55年新日本製鐵(株)(現、日本製鉄(株))入社。獨協大学法科大学院教授を経て現職。会社法等の法律の専門家と長年の実務経験に基づく双方向からのアプローチを実践した明快でわかりやすい講義が定評である。専門領域は、商法・会社法、金融商品取引法、企業法務。
【近書】
『グループ会社リスク管理の法務(第3版)』(中央経済社、2018年)、『監査役監査の実務と対応(第6版)』(同文舘、2018年』、『実務の視点から考える会社法』(中央経済社、2017年)、『新版・会社法実務スケジュール』(共編著 新日本法規出版、2016年)、等。  

※録音・ビデオ撮影はご遠慮ください。


主催 金融財務研究会

備考*講義順番や内容については、最新の情勢等も反映する意味から、若干の変更もあり得ます。
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