◆Zoomセミナー◆

EU競争法違反リスクと日系企業の流通取引・契約ノウハウ

〜知らずに違反して厳しい制裁金を科される前に〜

開催日時2021年7月13日 (火) 13:30〜16:30
講師

柴崎洋一氏
弁護士 ニューヨーク州弁護士 Brussels弁護士会アソシエイトメンバー 個人情報保護士

受講費 35,500円 (お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む)
開催地 会場開催はありません
概要このセミナーはオンライン会議システム「Zoom」で開催します。インターネットにつながるパソコン等からご参加いただけます。会場でのご参加はできません。
■参加費をお振込みいただいた後に、受講URLや接続方法をメールでお送りします。お一人様につき1アカウントとし、複数名でのご視聴はご遠慮下さい。
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セミナー開催前までに、メール等で資料をお送りいたします。資料到着後のキャンセルはお受けできません。ご了承ください。
 

 2018年EUは顧客が商品又はサービスを購入する場合、国籍、住所もしくは所在地により異なる条件のアクセスを提供してはならないというジオ-ブロッキング規則を制定した。欧州の一部(又は全部)をテリトリーに含み又は欧州市場に影響を与えうるDistributor契約、供給契約、OEM契約、Agency契約、委託生産、共同生産/販売契約、情報交換・共同開発契約、JV契約等にはEU競争法が適用されるとする判例法はさらに進化している。これらの契約はEU競争法、販売店保護法、準拠法、管轄の合意、仲裁管轄に関係するEU法が関係する場合が多いが、今回は上記の契約を主に競争法と知財の観点から解説する。
セミナー詳細 1.制裁金の事件の増加
 ここ数年くらいの間に欧州委員会が流通関係の競争法違反で多額の制裁金を課した会社には下記の会社
 が含まれる。
 Guess (約52億円、2018)、パイオニア(約13,5億円、2018)、デノン/マランツ(約10億円、2018)、
 アサス(約85億円、2018)、フィリップス(約40億円、2018)、サンリオ(約8億円、2019)、ナイキ
 (約17億円、2019)、NBCユニバーサル(約19億円、2020)、バンダイ・ナムコ(約4,500万円、2021)、
 カプコン(約5,000万円、2021)、Focus  Home(約3億8,000万円、2021)、Zen Max(約2億2000万円、
 2021)、Koch Media(約1億3,000万円、2021)。上記以前においても川崎モータース、コニカ、パイオニ
 ア、松下電器、ファナック、東芝、任天堂、日本特殊陶業、ヤマハ等の日系企業が流通関係のEU競争法違反
 で制裁金を課されている。

2.競争法違反の契約条項の場合契約外の違反行為より事実上重い制裁金が課される
 実際に違反行為の行われた期間に相当する売上に8%程度の係数をかけた金額が制裁金となるが、
 契約条項が違法の場合、契約締結から終了までの年数が掛け算される。

3.契約の無効と損害賠償
 EU競争法違反の契約は無効で、損害賠償請求に際し競争当局は被害者に情報を提供する。

4.EU競争法の特殊性
 流通分野の競争法は、米国や日本の競争法とは顕著に異なっているが誤解が多い。(例)
  ・ 独占的販売権を与えればその販売店のテリトリー外の販売禁止ができるとの誤解
  ・ 契約によりEU加盟国間又は加盟国外からの輸入制限ができるという誤解
  ・ 知財の場合も同じルールであるという誤解
  ・ 競争品取扱禁止条項は、5年しか使えない、という誤解
  ・ 認定販売店制度のメリットが日系企業には知られていない
  ・ インターネットやonline market placeの販売制限のリスク
  ・ OEMや製造物供給契約等に基づく開発行為の分担で問題になる契約条項
  ・ 契約締結後に欧州委免除規則の条件を満たさなくなった場合のメンテ
  ・ 相手方が(潜在的)競争者の場合の特則について
  ・ 生産技術ではない意匠、デザイン、ソフトウェア等を実施許諾する場合又は販売権のみを
    実施許諾する場合ライセンス契約に関するルールが適用されるとの誤解
  ・ 競争者との情報交換

   〜質疑応答〜



【講師紹介 柴崎洋一(しばさきよういち)氏】
(弁護士、ニューヨーク州弁護士、Brussels弁護士会アソシエイトメンバー、個人情報保護士)
mailto:shibasaki.law@gmail.com 080-4326-4114
欧州の首都ブリュッセルで30年超EU法(特に競争法、個人情報保護規則、各種契約及びコンプライアンス)の実務を行った。会計や経済学にも造詣有り。2009 - 2015, パートナー、DLA パイパー、ブリュッセル(2016- 2018カウンセル)。2002- 2008, パートナー、リンクレータース、ブリュッセル。1996 - 2001, パートナー、デバント、ヴァンヘッケ、ラガー(後にリンクレータースと合併)。1990 - 1996, パートナー、クリアリー、ゴットリーブ、ステイーン&ハミルトン、ブリュッセル。ルーヴァン大学講師(1987-1988年)、同大学客員教授(1990-1991年および1993年)、ESAL Management School (1993年-1996年)客員教授。ブランパン、レナーツ、ギーンズ、エンゲレス、ピータース、ウィッカート、ワウタース、ヴァン・カルスター各(元)教授とも交流。

※録音・ビデオ撮影はご遠慮ください。


主催 金融財務研究会

備考このセミナーはオンライン会議システム「Zoom」で開催します。インターネットにつながるパソコン等からご参加いただけます。会場でのご参加はできません。
■セミナー開催前までに、メール等で資料をお送りいたします。資料到着後のキャンセルはお受けできません。ご了承ください。
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