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法務担当者向け
知的財産権法・コンプライアンス
からみる広告の諸問題

〜景品表示法ほか広告に関する
各種規制とリスク管理をまとめて解説〜


日時: 平成29年1月19日(木)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,700円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 笠原智恵(かさはらちえ) 氏
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業
パートナー 弁護士

 商品、サービス、会社のイメージを高めるために、様々な媒体において、効果的な広告を行うことが可能となりました。しかし、不適切な内容や方法によって、他者の権利を侵害し、広告の対象である商品やサービスのイメージを低下させるといったリスクは避けなければなりません。
 当セミナーでは、法務ご担当者向けに、様々な媒体において問題となりうる広告の諸問題について、知的財産権法及びコンプライアンスの観点から留意すべき点について、知的財産権及び広告に関する各種規制に関して多くの経験を有する弁護士がご説明いたします。
 事前にご質問を頂けましたら、可能な限り解説に取り入れます。
 


1.広告を取り巻く状況
広告媒体の飛躍的拡大、SNS等を通じた拡散、広告に求め
られるコンプライアンスと「正しさ」
 
2.広告規制
景品表示法、不正競争防止法、独占禁止法、消費者契約法、
消費者安全法、特定商取引法、家庭用品表示法、薬機法、
食品衛生法等
 
3.広告における知的財産権等の侵害

(1)商標権  
(2)著作権  
(3)不正競争防止法  
(4)「パブリシティ」侵害
 
4.広告におけるコンプライアンス問題

(1)未成年保護 
(2)健康・安全への配慮  
(3)差別的表現 
(4)ジェンダーバイアス
 
5.さまざまな広告手法とその問題

プレイスメント、口コミ、ステルスマーケティング、
ターゲティング、懸賞
 
6.リスク管理

(1)リスク管理(リスクを認識したうえでの採用の可否)
(2)問題発生時の対応(消費者から好感をもたれる対応とは?)



【講師紹介】
1996年北海道大学法学部卒業・同大学大学院法学研究科修了(法学修士)。2000年弁護士登録(52期、第一東京弁護士会)。
主な取扱い分野は、知的財産権、情報通信、スポーツ、メディア及びエンターテインメント等。渥美坂井法律事務所のIP/ITチーム、ヘルスケアチーム、エンターテインメント&メディアチームのリーダーとして、日本企業のみならず、海外のクライアントに対しても、最新技術に関する知的財産権の保護やデータ保護に関するアドバイスなどを行っている。弁護士知財ネット、エンターテインメントローヤーズネットワーク(理事)、GALA (Global Advertising Lawyers Association) 所属。Legal 500 (2016) - Leading Individuals (TMT (Technology, Media and Telecommunications)), Managing Intellectual Property - IP Star (2015) - Japan, Expert Guides 2015(Media, Women in Business Law)。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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