遺伝子・細胞、医療ビッグデータ
に関わるビジネス法務

〜医薬品医療機器等法、遺伝子・細胞の取扱い規制から
医療ビッグデータまで/ライフサイエンス
及び周辺業界の方々並びに当該業界へ興味ある方々へ〜


日時: 平成29年5月16日(火)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 35,200円(お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 山田愛子(やまだあいこ)氏
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)
弁護士 ニューヨーク州弁護士

 成長産業のひとつとして注目を集めるヘルスケア/ライフサイエンス業界には、事業の多様性を求め他業界から新規参入を図る企業も増えているところ、同業界独自の規制についてどのように検討すればよいか分からず途方に暮れるという話をよく耳にします。そこで、本講義ではまず、医薬品医療機器等法(旧薬事法)の概要、そして発展著しいバイオテクノロジー産業に関し遺伝子・細胞取扱い規制の概要について説明し、また医療ビッグデータに関する主な論点について言及します。初演時に関心の高かった事業提携に関する契約上の主な留意点につきましては、別途一講義設けそちらで初演時よりも詳細に説明する予定です。



1.はじめに
- ヘルスケア/ライフサイエンス業界の最近の動向
  
2.ヘルスケア/ライフサイエンス業界概観

(1) 主なプレーヤー
(2) 主な関連法令
  
3.医薬品医療機器等法の概要
(1) どのような製品が規制されるのか
(2) 製品の開発から流通まで各段階における規制の概要
(3) 輸入・輸出に関する留意点 - 米国の規制の概要紹介含む
(4) 関連するコンプライアンス - 主にプロモーション規制
  
4.遺伝子・細胞の取扱い規制の概要
(1) 再生医療等製品の製造販売等
(2) 再生医療等
(3) 遺伝子診断薬等の製造販売等
(4) 遺伝子診断・検査 - 米国の規制の概要紹介含む
  
5.医療ビッグデータに関する主な論点
(1) 医療ビッグデータとは
(2) 問題の所在 - 個人情報・プライバシー保護との関係 : 「医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律案」の概要紹介含む
(3) 今後の動き
  
6.おわりに
- 今後予想される動きなど       

〜質疑応答〜



【講師略歴】
弁護士・ニューヨーク州弁護士。1996年上智大学法学部国際関係法学科卒業。2000年弁護士登録(52期)。2006年コロンビア大学ロースクールにて法学修士(LL.M.)取得。2007年ニューヨーク州弁護士登録。2007年3月よりベーカー&マッケンジー法律事務所東京オフィスのコーポレートM&Aグループおよびヘルスケア・ライフサイエンスグループに所属。米系医療機器メーカーに常勤リーガル・カウンセルとして約1年半出向。
クロスボーダーM&A一般を取り扱いつつ、医薬品、医療機器等の製造、販売、流通に関する各規制、ヘルスケア/ライフサイエンス業界特有のコンプライアンス、提携時の契約上の問題等について国内外の企業に対してアドバイスを提供する。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。

主催 経営調査研究会
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