AI・データ契約ガイドライン(AI編)と
モデル契約の徹底解説

日時: 平成30年10月24日(水)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,200円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 福岡真之介(ふくおかしんのすけ)氏
西村あさひ法律事務所 弁護士・NY州弁護士
経産省「AI・データ契約ガイドライン検討会」委員

 昨今、主に機械学習を利用したAI技術が実用化段階に入り、多くの企業がAI技術を利用したソフトウェアの開発に取り組むなどAIの開発が活発化しています。しかしながら、AI開発についてどのような法律問題があるのか、また契約するにあたってどのような点に注意すべきなのかについて、十分な検討はされておらず、また、実務上のプラクティスも確立していません。
 そこで、データの利用権限やAIに係る責任関係・権利関係を含む法律問題について適切な契約の取決め方法を検討するために、2017年12月に「AI・データ契約ガイドライン検討会」が設置され、同検討会から、2018年6月15日に「AI・データ契約ガイドライン」が公表されるに至りました。
 本セミナーは、同検討会の委員の一人でもある講師が、AI・データ契約ガイドラインとモデル契約のAI編について、その作成のバックボーンとなったAI技術と法理論を解説した上で、モデル契約の各条項やユースケースについて解説します。



1.AI技術の解説
(1)AI技術の基本概念、
(2)AI開発と従来のソフトウェア開発との違い
(3)AI開発の過程
(4)AI技術を利用したソフトウェアの特徴

2.AI開発に関する契約の基本的考え方
(1)AI開発においてよく問題となる点
(2)AI開発に関する法律知識
(3)AI開発契約の交渉のポイントと留意点

3.「探索的段階型」の開発方式
(1)探索的段階型の開発方式とは
(2)探索的段階型開発方式に沿った契約形態

4.モデル契約の解説
(1)アセスメント段階−秘密保持契約書
(2)PoC段階−導入検証契約書
(3)開発段階−ソフトウェア開発契約書

5.ユースケースの解説

6.質疑応答/名刺交換



講師の略歴、著書など:
1996年 東京大学法学部卒業。1998年 司法修習修了(50期)。2001年〜現在 西村あさひ法律事務所勤務。2006年 デューク大学ロースクール卒業(LL.M.)。2006年〜2007年 シュルティ・ロス・アンド・ゼイベル法律事務所勤務(出向)。2007年〜2008年 ブレーク・ドーソン法律事務所勤務(出向)。
著書は、『AIの法律と実務』(2018年3月)、『IoT・AIの法律と戦略』(2017年4月)、『知的財産法概説<第5版>』(2013年7月)など多数。  


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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