英語交渉術のポイント

〜百戦錬磨の国際弁護士が秘策を紹介〜

日時: 2019年3月1日(金)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,500円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 中山達樹(なかやまたつき)氏
中山国際法律事務所 代表弁護士
一般社団法人グローバルチャレンジ 代表理事
海外事業コンサルタント 公認不正検査士

 国際化が進展している中で、日本語での交渉は何とかなっても、英語の交渉はどうにも苦手…という方が多いと思います。ただ、英語での交渉を成功させるためには、単に語学の問題を克服すればいいわけではありません。
 国際交渉では、それぞれの文化的背景から来た守るべき「プロトコル」「ルール」があり、それらを乗り越える「コツ」を知っておけば、グンと交渉が有利になります。
 そこで、英語塾での長期講師経験を持ち、海外での交渉・取引経験が豊富で、数々の修羅場をくぐってきた百戦錬磨の国際弁護士が、国際ビジネス15年の現場での生々しい体験談を踏まえて、ポイントをわかりやすくお伝えいたします。

<対象者>
・海外進出時に、専門家任せにせず、自力・自社で交渉をされたい方
・英語の交渉のスキルアップ・ブラッシュアップを目指す方
・今後、国際案件を広く手がけたい専門職の方

1 国際ビジネスのルール・プロトコル
(1)6×6×36の法則/ハンバーガーの法則/メラビアンの法則/エトスの重要性
(2)自己紹介/スピーチ/ユーモアを利かせるコツ/英語の「型」/西洋化の証とは
(3)英語を「軽蔑」すべき? −「手段」としての英語/ブレークスルーの作り方

2 「話す」
(1)英語の発声法の日本語との決定的違い −「上唇」と「腹」を意識する!
(2)すぐに使える「超」実践的フレーズ −約60例+200の暗唱例文
(3)会議を「支配」するテクニック −「非言語的」情報をどう伝えるか?
(4)国際電話のコツ −事前準備の仕方・心構え/なぜ「箇条書き」はNGなのか?

3 「書く」
(1)パラフレーズの重要性/Plain Englishの書き方/形式面・ナンバリングの整え方
(2)オススメの、表現・教材・書籍・論証パターン・アプリ・ツール(ソフト)など

4 交渉術
(1)アリストテレスの弁論術/弁証法/「戦略」と「戦術」の違い/「返報性の原理」等
(2)交渉のCase Study −自社利益を「最大化」するためには?プロフェッショナルとは?
(3)契約の鉄則は? 契約でおさえるべきポイントは?その他、良いメールの書き方など

【講師略歴】
1998年東京大学法学部卒業。2007年三宅・山崎法律事務所入所(2015年からパートナー)。
2010年シンガポール国立大学ロースクール修士課程(アジア法専攻)修了。
2010年〜2011年にはシンガポールのDrew & Napier法律事務所に、初の日本人弁護士として勤務。
2015年中山国際法律事務所開設 同事務所代表弁護士。
2013年中小機構国際化支援アドバイザー。2016年公認不正検査士。
【著書・論文】
『アジア労働法の実務 Q&A』商事法務(2011年)をはじめ海外進出(主として新興国)に関する著書論文、また講演実績多数。

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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