知っておきたい国際ビジネス紛争解決法

〜国際ADRの実践的な方法と必須知識〜

日時: 2019年3月12日(火)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,400円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 大貫雅晴(おおぬきまさはる)氏
GBC(ジービック)大貫研究所 代表
公益社団法人日本仲裁人協会 理事
京都国際調停センター運営委員、調停人
同志社大学、大阪府立大学 大学院講師

 国際ビジネス紛争は多様化、複雑化しており、その紛争に如何に対応し、解決するかは企業実務家にとり重要な課題です。最近では、当事者交渉も交渉術を使い戦略化しており、また、紛争解決手段も、裁判以外に、国際ADR(仲裁、調停、調停と仲裁を組み合わせたハイブリッド解決法)等と複雑、多様化しており、どの解決手段をとって、どこで、どのような手続きで解決するのかが重要となっています。昨年には、日本初の京都国際調停センターが開設され、また、日本国際紛争解決センター大阪事務所が稼働しています。
 そこで、本セミナーでは、当事者交渉の方法、調停、仲裁、調停と仲裁を組合わせたハイブリッド解決法について、体系的に、事例も交えながら、経験豊富な講師が分かり易く解説します。
1 当事者交渉術の基本と戦略
 1)当事者交渉の留意事項
 2)交渉術の基本と協調的交渉法
 3)和解交渉のタイミングと和解案提示の注意点
  
2 国際商事仲裁の効果的活用
 1)国際商事仲裁−仲裁地、仲裁機関―
 2)仲裁条項の起案のポイント
 3)仲裁人選任の方法と留意事項
 4)文書開示、証人尋問のポイント
 5)仲裁費用の検討と対策

3 国際商事調停の効果的活用
 1)国際商事調停のメリット―今なぜ国際調停か−
 2)国際調停とFacilitative Mediation
 3)調停手続の進め方(京都国際調停センター)
 4)Med-Arb, Arb-Med-Arbのハイブリッド解決の活用

【講師略歴】
2016年6月日本商事仲裁協会理事(仲裁担当)を退任後、GBC(ジービック)大貫研究所を創設、同代表を務める。公益社団法人日本仲裁人協会理事、国際商取引学会理事、京都国際調停センター運営委員、調停人、シンガポールSIMC Special Mediator、同志社大学法務教育スーパーバイザー、関西大、同志社大、大阪府立大 大学院講師。
国内外で各種の国際商事仲裁、紛争解決、国際商取引契約に関するセミナーの講師を務めている。
【主な著書】
「国際商取引紛争解決の法と実務」(単著)同文館出版、「日本法制の改革:立法と実務の最前線」(共著)中央大学出版部、「グローバル商取引と紛争解決」(共著)同文館出版、「貿易売買契約とリスク対応実務」(単著)同文館出版、「国際技術ライセンス契約」(単著)同文館出版。他、著書・論文多数。

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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