内部通報制度認証制度のメリットと
審査を受ける上でのポイント

〜ESG経営と、海外当局に対する防御の観点から〜

日時: 2019年4月26日(金)午前9時30分〜12時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,800円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 井上俊介(いのうえしゅんすけ)氏
日比谷中田法律事務所
シニア・アソシエイト 弁護士

 今年2月、内部通報制度認証制度(WCMS認証)の自己適合宣言登録制度の登録審査受付が開始されました。
 本セミナーでは、これから申請を行おうとしている企業様、まだ申請を行うかどうか迷っている企業様向けに、@なぜWCMS認証を受ける必要があるのか、AWCMS認証を受けることでどのようなメリットを受けることができるのか、を中心にわかりやすく解説します。併せて、審査を受ける上でのポイントについても解説します。

1.内部通報制度認証制度(WCMS認証)とは
(1) 最近の不祥事案件の特徴
(2) WCMS認証制度とは何か?制度の目的と背景
(3) 従来の内部通報ガイドラインとの関係

2.WCMS認証を受けるメリット
(1) 投資家の期待に応えるツールとして―SDGs・ESG投資との関係
(2) 海外当局対応のツールとして―米国・EU競争法、FCPA・UKBAとの関係
(3) 司法取引との関係

3.WCMS認証取得のポイント
(1) 認証を受けるために何が必要か
(2) 外部窓口の選定
(3) 社内リニエンシー制度
(4) 海外子会社対応

4.まとめと質疑応答

【講師紹介】
国内外の多くのM&A取引・金融取引の経験を有するほか、日本企業に対し競争法、贈収賄規制、CFIUS等の海外の規制に関するアドバイスを提供することを得意としている。2005年早稲田大学教育学部卒業。2008年東京大学法科大学院卒業。2016年ロンドンスクールオブエコノミクス卒業(LLM)。2009年弁護士登録。東京大学法科大学院未修者指導講師。「内部通報制度認証制度は日本企業にどのようなメリットをもたらすか―ESG経営と、海外当局に対する防御の観点から―」NBL1138号16頁等。

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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