アメリカM&A

2012/11/20
2012/11/20

歴史的な円高が続いていること、国際競争力の強化がなお一層求められていることは
みなさん耳にタコができるほどきいているとは思いますが・・・・

みなさん、円の歴史って知ってますか?
歴史的な円高って言うけど・・・・・じゃあ円が始まったこととかはどうなの?
って思ったことありません? 1970年代以降、石油危機以降なら知っているけど、その前はちょっと・・・
となっている方が多いと思うので、今日はその歴史を少し紹介してみます。

が出来たのは1871年(明治4年)の新貨条例によるもので、その時は金貨幣でした。
1円=25.72グレインと定めた日本政府に対し、当時のアメリカ政府は25.8グレインと定めていたので、
当時は、今の人が聞けば顔が真っ青どころか失神してしまうのではないかという
1ドル≒1円 という世界でした。

直後に西南戦争での費用のために、政府が不換紙幣を大量発行したことで急激に円安となり
1894年には1ドル=2円まで下がります。

日清戦争の賠償金によって金本位制は1987年に確立し、以降20年間は1ドル=2円が安定します。

その後の第一次世界大戦では前後で欧米諸国が相次いで金兌換性を停止し、復活させるなど混乱がありましたが、
日本は、戦後間もなくの戦後不況による経済のさらなる混乱と1923年に起こった関東大震災の影響を受け、1ドル=40円まで円安が続きます。

1931年にイギリスが金本位制停止したのに日本も続き、ついで銀行券の金への兌換も停止します。
その影響で1932年夏には1ドル=3.3円ほどだったのが年末には1ドル=5円まで変化します。
のちに満州事変等で日本の国際社会での信用等が問題となり、結果的には1ドル=4.2円で太平洋戦争に突入します。

1945年の終戦直後は1ドル=15円の軍用交換相場が使われていました。
その後の急激なインフレに加え、為替相場が連合軍の司令部の覚書によって日本政府に通達されることとなり
1947年3月には1ドル=50円だったものが翌年7月には270円となり、これが更に翌年の1949年には1ドル=360円にまでなります。

その後の出来事はみなさんもご存じのブレトンウッズ協定によって1ドル=360円に定められたこと、スミソニアン協定では308円まで下がったこと、さらにオイルショック、プラザ合意、バブル景気・・・・・・・と続きますね。

円高の推移などを話すときでも大体は2000年以降、遡ってもブレトンウッズまたはプラザ合意から話されることが多いので、円の始まりから推移を見たことがある人はかなり少ないのではないでしょうか? 
意外な事実が見れるのでとてもおもしろいですよ!
(1ドル=1円なんて世の中・・・・今の日本の構造では想像したくもありませんが・・・・・)

さて、何はともあれ、今は円高が進み、海外へのM&Aも積極的に行われている話はもう何回もしてきたかと思います。
新興国へのM&Aも盛り上がっていますが、アメリカへの投資も堅調です。
そこで、当社ではアメリカでのM&Aを行う際のポイント、日本の場合との違いもふまえたセミナーを用意しました。
買収の際の別途資金調達についても説明しますので、興味がある方はどうぞ、お気軽にご連絡下さい!

11月28日 14:30~17:30 講師:金川 創先生
                               米国M&Aにおける交渉ポイント                      
                  ~実例に基づく交渉を有利に進める重要論点~
         

http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/242277om.html

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

新着記事Latest News