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M&Aを成功に導く競争法の「落とし穴」対策

〜M&Aのステージ別リスク対応と契約交渉の留意点をFAQと契約条項例で解説〜
本セミナーは終了しました。アーカイブセミナーはこちら↓でお申し込みいただけます。 https://www.kinyu.co.jp/seminar_detail/?sc=k900315a

開催日時2022年2月3日 (木) 13:30〜16:30
講師
金子涼一氏

金子涼一氏
アンダーソン・毛利・友常 法律事務所外国法共同事業 パートナー 弁護士 ニューヨーク州弁護士

受講費 35,000円 (お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む)
開催地 会場開催はありません
概要■このセミナーはオンライン会議システム「Zoom」で開催します。
■当日のご参加が難しいお客様には、後日動画を配信できます(開催前のお申し込みが必要です)。


 本セミナーでは、M&Aを成功させるためには、競合事業者間のM&Aに限らず、避けて通れなくなっている競争法の規制・リスクへの対応について、M&Aの実務担当者・法務担当者向けに、基本的な理解からM&Aの様々な段階における実務上の重要論点と対応策、M&A契約の交渉における留意点まで、M&A及び競争法の両プラクティスに精通した講師が、具体例やFAQを用いてわかりやすく解説します。
 近時、経営統合や事業カーブアウト案件を中心にM&Aが増加している中、特に競合する事業者間のM&Aの場合には、M&Aのプロセスにおける情報交換や共同行為には制限がかかること(いわゆる、競争法上のガンジャンピング規制)への認知も高まってきているところです。しかしながら、「ガンジャンピング」の正確な理解は実務上十分に浸透しているとはいえず、M&Aの様々な場面において、担当者が対応に悩まれているケースも少なくありません。例えば、競合事業者間で交換ができる情報と禁止される情報の区別やM&Aの当事者間で許容される共同行為の範囲は、M&Aの各ステージにおいて異なってきます。また、このような競争法の規制は、M&Aの当事者間に「競合関係がない」場合にも問題になり得ることも見逃せない「落とし穴」といえます。
 競争法違反はM&Aの成否のみならずM&Aの当時者自体にも深刻なインパクトを生じる可能性があり、実際に競争当局から警告や制裁がなされた事例もあります。このため、M&Aにおける競争法規制の目的・対象という基礎から積み上げて、実務上、M&Aプロセスのどこで問題が生じ、どのように対処するかという実践的な知識と理解をM&Aの実務担当者・法務担当者が身に着けることが、M&Aを成功に導く重要なポイントになるといえます。
セミナー詳細 1.なぜM&Aの実務・法務担当者にとって競争法が重要か?

2.M&Aと競争法対応の基礎

 (1)ガンジャンピングとは?(届出規制とカルテル規制)
 (2)競争法違反の処罰事例

3.M&Aのステージ別「落とし穴」
 (1)M&Aにおける競争法リスクの頻出場面
 (2)デュー・ディリジェンスと情報交換ルール
 (3)M&A契約とクロージング・PMI準備の留意点
 (4)FAQで学ぶM&Aにおける要注意行動

4.M&A契約の交渉と競争法
 (1)企業結合審査とM&A契約
    ① 競争法届出と契約交渉のポイント
    ② 届出基準を満たさないM&Aの留意点
 (2)カルテル規制とM&A契約



【講師紹介 金子涼一(かねこりょういち)氏】
2011年弁護士登録、2019年ニューヨーク州弁護士登録。東京大学法学部・法科大学院卒、米カリフォルニア大学バークレー校ロースクール(LL.M.)卒。国内・クロスボーダーの企業買収、組織再編、資本業務提携、ジョイント・ベンチャーやグローバルな企業結合審査、競争法当局対応に精通。欧州トップファームのM&A部門と競争法部門で執務した経験から、M&A取引のサポートのみならず、競争法届出やガンジャンピング対応の実務的な助言も行う。
主要著書等:『英国公開会社買収法制とScheme of Arrangement – 日本企業による英国企業の自社株対価買収の考察 – (上)(下)』(金融・商事判例、2021年6月・7月)(共著)、『イノベーション時代のM&Aと新たな競争法審査 〜企業結合ガイドライン改正を踏まえて〜』(日本組織内弁護士協会(JILA)オンラインジャーナル、2021年6月)、『実務で役立つ 世界各国の英文契約ガイドブック』(商事法務、2019年4月)(共著)、『アライアンス契約の実務と条項』 (青林書院、2016年10月)(共著)等。
講演:『米国型・欧州型に学ぶ株式譲渡契約の重要論点』(金融財務研究会、2021年10月(予定))、『実務に活きるカーブアウト型M&Aの法務 〜事業の切出しに伴う法的論点とスタンドアロン対応を徹底解説〜』(金融財務研究会、2021年9月)、『事例とQ&AでわかるM&Aとガンジャンピング〜M&A・法務担当者がおさえるべき基本から現場で使える実務対応までわかりやすく解説〜』(金融財務研究会、2021年7月)等。

※録音・録画・ビデオ撮影はご遠慮ください。


主催 金融財務研究会

備考 本セミナーについては、法律事務所ご所属の方はお申込をご遠慮願います。

【受講上のご注意】
■このセミナーはオンライン会議システム「Zoom」で開催します。
インターネットにつながるパソコン等からご参加いただけます。会場でのご参加はできません。お一人様につき1アカウントとし、複数名でのご視聴はご遠慮下さい。
また、当日のご参加が難しいお客様には、後日動画を配信できます(開催前のお申し込みが必要です)。
セミナー終了後3営業日以内にメールで受講用URL等をご連絡します。視聴期間は2週間です。
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■セミナー開催前までに、メール等で資料をお送りいたします。資料到着後のキャンセルはお受けできません。ご了承ください。詳しくは、セミナーお申込みからご受講の流れをご覧ください。
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