《 ご好評につき更新して再演4回目 》
【LIVE配信(Zoom)】【後日配信】

系統用蓄電池ビジネスとコーポレートPPA法務

〜長期脱炭素電源オークションも踏まえて〜

開催日時2024年11月21日 (木) 13:00〜16:00
講師
江口直明氏

江口直明氏
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)
再生可能エネルギーグループ代表 弁護士

1986年 一橋大学法学部卒業、1988年 東京弁護士会登録、1992年 ロンドン大学(UCL)法学修士(国際ビジネス法)取得、1993年 ベーカー&マッケンジーロンドン事務所勤務、内閣府PFI推進委員会専門委員(2010年〜2020年)、国土交通省空港運営のあり方に関する検討会委員(2011年)。
主な論文:「日本におけるプロジェクト・ファイナンスの立法課題」(ジュリスト1238号)、「アジアにおけるプロジェクトファイナンス」(OKAJI)、「洋上風力発電金融ガイドブック」Vol 1& 2(共著:日本風力発電協会2021年/2022年)他多数。

受講費 35,800円 (お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む)
開催地 会場開催はありません
概要■このセミナーは「LIVE配信(Zoom)」「後日配信」でご受講いただけます。
当セミナーは、ZoomでLIVE視聴される方も、録画をご視聴いただけます。
 期間は1週間です。


 再エネ電源への併設蓄電池へのインセンティブ付与と系統を安定化させることができる系統側蓄電池への経産省や東京都の補助金交付により、先行事業者に支援がされている。北海道電力管内では既に2.7GW分の接続検討申込が提出された。九州電力管内でも3.6GW分の接続検討申込がされた。海外から系統側蓄電池の開発事業者も続々と上陸している。昨年3月に北海道で50MWの系統側蓄電池案件取得の支援を行ったので、系統側蓄電池事業のビジネスモデルと注意点を解説する。また、第一回入札では10MW以上の系統側蓄電池が長期脱炭素オークションの対象になり、応札をした日系及び外資系の事業者の入札支援(49MW等)を行ない、落札を勝ち取ったので、その入札の注意点を解説する。第二回入札では系統側蓄電池の最低入札容量が30MWに引き上げられた。
 FIT/FIP価格の下落から、再エネ発電所の開発はコーポレートPPAに移りつつある。実際に発電側は自前のPPAを作成して営業を始めており、需要側のGAFAを中心とする大口購入者は自前のPPAの雛形を用いて再エネ非化石価値を調達し、再エネ発電所の開発を支援しようとしている(追加性)。20MW超の大型太陽光発電のコーポレートPPAの契約交渉を支援したので、交渉の注意点を解説する。
 サプライチェーンに留まるためにRE100に加盟して、再エネ電源で部品を作る必要がある。開示が必要となるプライム市場に上場している会社はESGの取り組みを加速しないと投資家から選別される時代となっている。
セミナー詳細 1.系統側蓄電池事業の位置づけ

2.系統側蓄電池と補助金と長期脱炭素電源オークション

3.系統側蓄電池の実務

4.系統側蓄電池の契約

5.コーポレートPPAの現状

6.バーチャルコーポレートPPAの仕組み

7.バーチャルコーポレートPPAと商品先物取引法、会計処理

8.バーチャルコーポレートPPAの主要条項



  本セミナーについては、社内弁護士以外の同業者のご参加はご遠慮ください。


【講師紹介 江口直明(えぐちなおあき)氏】
ベーカー&マッケンジー法律事務所の再生可能エネルギーグループのリーダー
蓄電池関連:北海道50MW系統側蓄電池の接続契約、土地の取得DDと購入契約交渉支援、長期脱炭素電源オークションの入札支援、Q&A対応(日系/外資系)(49MW等)、海外の系統側蓄電池開発事業者の日本事業立ち上げ支援、日系企業との合弁契約交渉
太陽光案件:丸紅大分6号地82MW(プロジェクトファイナンス及びセカンダリーセールス)、ソフトバンク/三井物産米子43MW、同苫東111MW、レノバ富津40MW、住友商事愛媛西条23MW等のメガソーラ太陽光発電所(累計250件超、3,000MW超)の大規模案件、複数の2MW以下案件のバンドリング、TK-GKスキーム、屋根貸し案件、コーポレートPPA、風力案件:北九州響灘220MW等港湾洋上風力案件3件、五島市沖浮体式洋上風力発電等Round1一般海域入札支援、Round 2風車供給契約等交渉支援等、洋上風力は1.5GW超、北海道幌延、北海道さらきとまない、北九州響灘、青森県六ヶ所村、愛媛県三崎町、秋田県八竜、石川県輪島、再エネ法の風力発電8件、300MW超、その他環境エネルギープロジェクトファイナンス及びPFI案件:バイオエタノール・ジャパン関西(株)、吾妻木質バイオマス発電(13MW)、秋田県向浜木質バイオマス発電(20MW)、石狩バイオマス(50MW)等75MW x 3と50MW x 4の500MW超のバイオマス発電、岩手地熱(7MW)、北海道南茅部地熱(6.5MW)、その他地熱合計18.5MW、豊橋市複合バイオマス発電PFI、黒部市下水道バイオマスエネルギー利活用施設整備運営PFI、福岡クリーンエナジー廃
棄物処理及び発電、福山RDF発電、東京臨海リサイクル発電、横浜市消化ガス発電PFI、埼玉県彩の国廃棄物、堺市資源循環型廃棄物処理施設PFI、その他廃棄物DBO案件多数、自家所有水力発電所や火力発電所の会社分割によるファンドへの売却と売電契約。福島IGCC最新鋭石炭火力(1,080MW)、福島相馬LNGガス火力(1,180MW)、横須賀パワーIPP(239MW)、東亜IPP(274MW)、ユニバーサルスタジオ・ジャパン向け(1,250億円)等のプロジェクトファイナンス。仙台空港、関西空港(入札支援)、福岡空港、北海道7空港(3,651億円)、熊本空港、広島空港、愛知道路、オリンピックスタジアム、等々力フロンターレスタジアム等の民活コンセッション。福岡空港コンセッション国交省航空局アドバイザー兼審査委員、長崎駅前MICE事業審査委員等。

※録音・録画・ビデオ撮影はご遠慮ください。


主催 金融財務研究会

備考■このセミナーは、①LIVE配信(Zoom)②後日配信 からお選び下さい。
LIVE配信(Zoom):「Zoomミーティング」のLIVE配信でのご受講です。開催約1週間前に受講URL等をメールでご案内します。資料はPDFでお送りします。
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