【LIVE配信(Zoom)】【後日配信】

系統用蓄電池事業とコーポレートPPAの法務

〜契約交渉やファイナンス、事業者の供給義務、インバランスリスクなど〜

開催日時2026年2月26日 (木) 13:00〜16:00
講師
江口直明氏

江口直明氏
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)
再生可能エネルギーグループ代表 弁護士

玉川雅文氏

玉川雅文氏
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)
パートナー 弁護士

受講費 36,000円 (お二人目から32,000円)
(消費税、参考資料を含む)
開催地 会場開催はありません
概要■このセミナーは「LIVE配信(Zoom)」「後日配信」でご受講いただけます。
当セミナーは、ZoomでLIVE視聴される方も、録画をご視聴いただけます。
 期間は1週間です。


 2012年のFIT制度の導入以降、爆発的に増加した再生可能エネルギーのマーケットは、FIT/FIP価格の下落に加えて、昨今の世界的な資材高や優良立地の減少などもあり、新規導入の勢いはやや収まったようにも思われるが、他方で、再生可能エネルギーの導入拡大を支える系統用蓄電池事業については急激な盛り上がりを見せているほか、Non-FIT/FIP案件やFIP転案件も着実に増加しており、再生可能エネルギーのマーケットは、再エネ電源の自立化に向けて新たなフェーズを迎えているといえる。特に、系統用蓄電池事業については、長期脱炭素オークションを皮切りに、トーリングスキームや純粋なマーチャントスキームの導入も着実に増えており、これに伴い、水面下では系統用蓄電池事業に対するファイナンスの動きも非常に活発になっている。
 そこで、本セミナーの前半では、近時の系統用蓄電池事業の実務を概観しながら、各種契約の交渉のポイントやファイナンス組成まで、広く解説する。更に、本セミナーの後半では、近時マーケットの主流となりつつあるFIP転案件又はNon-FIT/FIP案件を念頭におきつつ、コーポレートPPAの基礎を固めるとともに、発電事業者の供給義務、インバランスリスク、解除時のペナルティなど、事業者として決して見過ごすことのできない主要ポイントについて解説する。
 また、最後に、国内需要家とは異なる配慮が必要となる海外の大口需要家とのCPPAの交渉実務についても概説する。
セミナー詳細 第1部 系統側蓄電池事業の法務
  1.系統用蓄電池の現状
  2.系統接続ルールの最新動向
  3.系統側蓄電池事業の各種スキーム
  4.系統側蓄電池の契約交渉の実務
  5.系統用蓄電池事業のファイナンス

第2部 コーポレートPPAの法務
  1.CPPAの現状
  2.フィジカル/バーチャルCPPAの仕組み
  3.CPPAに係る各種法規制
  4.CPPAの契約交渉の実務


  本セミナーについては、法律事務所ご所属の方のお申込みはご遠慮願います。



【講師紹介 江口直明(えぐちなおあき)氏】
ファイナンス&プロジェクトグループに所属。再生可能エネルギーグループ代表として、再生可能エネルー開発事業者側を中心として法務アドバイスを提供。近時は系統側蓄電池の開発、買収案件で、政府補助金取得、長期脱炭素電源オークション入札支援、トーリングモデルの契約書交渉、蓄電池購入契約交渉支援等を担当。実際のプロジェクトのアドバイスに加えて、JWPAやREASP等の業界団体の政策提言活動も支援。CPPAは発電事業者側、購入者側を異なる案件でそれぞれ支援している。GAFA等の外資系CPPA調達者との交渉経験多数。ベーカーマッケンジーの海外再エネチームと協力して、日本企業の海外再エネ案件、海底送電線案件獲得も支援。内閣府PFI推進委員会専門委員(2010年〜2020年)、JWPA洋上風力金融タスクフォースリーダー(2020年〜2022年)、『洋上風力発電金融ガイドブックVol. 1 & 2』(2021/2022) 、洋上風力案件は長崎県五島市沖浮体式洋上風力、北九州市響灘洋上風力等1.5 GWを支援。
一橋大学法学部卒、ロンドン大学(UCL)法学修士、べーカーマッケンジーロンドン事務所勤務。

【講師紹介 玉川雅文(たまがわまさぶみ)氏】
ファイナンス&プロジェクトグループに所属。エネルギー向けのプロジェクトファイナンス案件を中心に、インフラ、買収、不動産ファイナンスなど幅広いファイナンス業務に従事する。特に再生可能エネルギーをはじめとするエネルギー分野においては、多くの金融機関のみならず、国内外を問わずスポンサー側を代理するなど幅広く活躍する。また、インフラ/PPPの分野では、金融機関側・事業者側に限らず、国・自治体を代理するほか、公募手続の審査員を務めるなど豊富な経験を有する。
2017年9月より2018年7月まで、ベーカーマッケンジーのシカゴオフィスに出向後、東京事務所に復帰。東京弁護士会に所属し、ニューヨーク州弁護士資格も有する。
主要実績:再生可能エネルギーや蓄電池プロジェクトを含む多くのエネルギープロジェクトにおいて事業者又は金融機関を代理。空港・道路をはじめとする多くのコンセッション案件で事業者側を代理し優先交渉権の獲得に導くとともに、空港・水道・アリーナのコンセッションなどにおいては多くの国・自治体側を代理。大学・学校施設、市民会館及び病院等を含む多数のPFI事業において事業者及び金融機関を代理。米国風力発電事業の開発その他の再生可能エネルギーにおいて事業者側を代理するほか、海外エネルギープロジェクトに関して国内企業を代理。

※録音・録画・ビデオ撮影はご遠慮ください。


主催 金融財務研究会

備考■このセミナーは、①LIVE配信(Zoom)②後日配信 からお選び下さい。
LIVE配信(Zoom):「Zoomミーティング」のLIVE配信でのご受講です。開催約1週間前に受講URL等をメールでご案内します。資料はPDFでお送りします。
開催後3営業日以内に、録画視聴用のメールをお送りします。視聴期間は1週間、ご視聴日の指定はできません。資料到着後のキャンセルはお受けできません。
後日配信:録画でのご受講です。ご入金確認後、開催後3営業日以内に、録画視聴用のメールをお送りします。資料は視聴画面からダウンロードできます。視聴期間は2週間、ご希望の日程でご視聴できます。日程指定ご希望の場合は、「質問等」にご記入下さい。
■詳しくは、セミナーお申込みからご受講の流れをご覧下さい。
■複数名でのご視聴、録音録画等はご遠慮下さい。
お申込みはこちら

必要事項をご入力の上、「確認ページへ進む」ボタンを押してください。