金融庁プログレスレポートと新たなグローバル内部監査基準を踏まえた「経営に資する監査」の実践【アーカイブセミナー・2024年2月14日開催分(約3時間)】

〜変化の時代に監査役監査と内部監査はどうあるべきか〜

販売期間2024年6月30日 (日) まで
講師
碓井茂樹氏

碓井茂樹氏
日本金融監査協会 設立会員・代表 FFR+「金融工学とリスクマネジメント」代表 (元日本銀行 金融高度化センター)

受講費 35,100円 (お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む)
概要 ・本セミナーは2024年2月14日開催セミナーを録画したものです。

 変化の時代にあって、サステナブルな成長を実現するためには「攻め」、「守り」の両面で経営改革を進めることが喫緊の課題となっています。
 経営改革を成功させるには、金融庁「内部監査の高度化に向けたプログレスレポート」(中間報告)で示された通り、経営の実態を客観的に評価し、フォワードルッキングな視点で提言を行う「経営に資する監査」の実践が求められます。
 国際的には、内部監査人協会(IIA)が「グローバル内部監査基準」を最終化のうえ公表予定(2024年1月)。監査機能のガバナンス上の位置づけが明確になるため、正しくデュアル・レポーティングラインを構築し、監査役等と内部監査の協働、一体運営により、監査機能をステージアップすることが期待されます。
 日本銀行で、金融機関に対して「経営に資する監査」の理解と実践を指導していた講師がそのポイントを解説します。
 なお、受講生の興味関心に合わせて、講義の重点を柔軟に変更しますので、事前にご要望やご質問をいただけると幸いです。
セミナー詳細 1.「経営に資する監査」の理解
  - 監査機能のガバナンス上の位置づけ
  - 金融庁プログレスレポートによる内部監査のステージ評価
  - 新たなグローバル内部監査基準

2.変化の時代における「経営に資する監査」の実践
  - フォワードルッキングな視点の取り入れ
  - 経営者、社外取締役、社外監査役との継続的な対話
  - オフサイト・モニタリングの強化
  - 機動的な監査の実施、テーマ監査、アジャイル監査
  - 経営改善を促す監査報告とフォローアップ

3.監査機能のステージアップに向けた態勢整備のポイント
  - 正しいデュアル・レポーティング・ラインの確立
  - 専門職の育成・確保
  - 営業店の準拠性検査の 1、2 線への移管
  - 社外取締役、社外監査役が果たす役割

4.監査役等監査と内部監査の協働と一体運営
  - 日本監査役協会の提言等を踏まえた今後の方向性
  - 協働と一体運営の取り組みと留意点



【講師紹介 碓井茂樹(うすいしげき)氏】
1983年、京都大学経済学部卒業。日本銀行入行。金融機構局にて、考査、モニタリングに従事した後、2006年より16年間金融高度化セミナー等の講師を務めた(開催回数200回超。参加者数2万人超)。日本銀行在職中から、FFR+「金融工学とリスクマネジメント高度化」研究会を主宰(08年〜)。日本金融監査協会を設立(11年〜)。ガバナンス改革の提言やガバナンス、リスクマネジメント、監査に関わる高度な人材の育成を支援する活動を継続している(非営利目的の活動)。
著書:『内部監査入門』、『リスク計量化入門-VaRの理解と検証』(金融財政事情研究会刊)
資格:公認内部監査人(CIA)、公認金融監査人(CFSA)、内部統制評価指導士(CCSA) 

主催 経営調査研究会

備考 【受講上のご注意】
・本セミナーは2024年2月14日開催セミナーを録画したものです。

メールで請求書をご送付します。ご入金後にメールでログインIDとパスワード等をお送りします。資料はログイン後にダウンロードできます。
・視聴可能期間は配信後2週間です。ご都合の良い期間を指定できます。講師への質問も可能です。
・視聴推奨環境 https://classtream.jp/detail/view/v-3.html
・視聴確認用動画 https://classtream.jp/view/check/v-3/#/player?co=1&ct=V
・お一人につき1IDとしていただきますようお願い申し上げます。
2024年6月30日お申し込みまで限定販売いたします(販売期間終了後もご視聴は可能です)。詳しくは、セミナーお申込みからご受講の流れをご覧ください。
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