企業価値を上げるIR・SRの理論と実践
〜総会運営における ESG 投資家・アクティビスト対策、株主との対話の実態と対策【アーカイブセミナー・2024年3月28日開催分(約3時間)】

いまさら聞けない疑問? にもお答えいたします!

販売期間2024年9月30日 (月) まで
講師

山田剛志氏
成城大学法学部教授・博士(法学)・弁護士法人日新法律事務所代表弁護士 
日本瓦斯社外取締役他複数の上場企業、非上場企業の監査役等を兼務

受講費 35,000円 (お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む)
概要 ・本セミナーは2024年3月28日開催セミナーを録画したものです。

 コーポレートガバナンス・コードが施行され、株主との対話ガイドラインが改訂された。その結果、株式持合が解消され、過半数が浮動株の上場会社も多い。講師の調査によると、上場企業約3800社の中には、IR(Investor Relations)専門の部署がなく、自社の実質株主も知らず、株主に求められたら面談して、開示しない企業が3割程度いると推計される。つまり、多くの上場会社は、株主との対話(エンゲージメント)を有効活用していない。2024年は、株主の中にアクティビストやESG投資家からの面談要請も多い。上場企業は、これらにどう対応したら良いだろうか。さらに、アクティビストから株主提案が出たり、ESG投資家の提案に議決権行使助言会社から、賛成推奨がでたらどうすれば良いだろうか?



 上場企業は、資本市場の声を聞き、会社として真摯に対応し、投資家や市場に向けて情報発信をするという意識が必要だ。本講座では、上場会社の役職員等、IR担当部署、総務部にむけて、株主総会対策だけでなく、株価を含む自社の企業価値を上げるための「攻めのIR・SR(Shareholder Relations)のための理論と実践方法」をお伝えする。
セミナー詳細 序論 エンゲージメントの進化と課題     
1.わが国上場企業のエンゲージメントの現状と課題

  1)上場企業のエンゲージメントの現状
  2)アナリスト・海外投資家との対話
  3)物言う株主・ESG投資家との対話と現状

2.あるべきIRとは 〜株主と会社のあらたな関係      
  1)株主総会の変容
    ① 株主の変化 〜総会屋からコーポレートガバナンス・コードへ
    ② 一括上程システムからの移行
    ③ 完全オンライン化による株主総会に対応
  2)株主総会から株主との対話へ
    ① 議決権の主戦場は、株主総会からIRの現場に移っている
    ② 総会当日は既に決着が付いている
    ③ 資本市場と向き合う覚悟を持つ

3.企業価値を高めるIR・SR実践編
  1)実質株主調査と最新情報の把握
  2)あるべき自社株主構成を検討する
  3)資本市場の要望を聞き、自社体制を向上させる
    ① 自社情報をどのように発信するか
    ② 資本市場の要望をどう取り込むか
  4)実働部隊(営業・製造等)とIR(総務を含む)は企業の両輪である。
  5)企業価値を高めるIRとは?



【講師紹介 山田剛志(やまだつよし)氏】
1965年生まれ。銀行勤務を経て、1996年一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得。同年新潟大学法学部助教授、2004年新潟大学大学院実務法学研究科(法科大学院)准教授、2010年成城大学法学部教授。2000年-2001年Columbia大学Visiting Scholar。2004年弁護士登録。2010年東京弁護士会。2019年弁護士法人日新法律事務所代表弁護士 https://www.nisshin-law.jp。 主に企業法務を中心に、株主対策、買収防衛策を巡る意見書、取締役の責任、コンプライアンス、訴訟対応、第三者委員会等の事件を扱う。
著書・業績多数、本講演に関連するもの
・「実質株主の日々開示が不可欠 日本企業、統治の課題」(2023年4月6日日本経済新聞『経済教室』)
・「アクティビストと情報漏洩(上)(下)」(共著、旬刊商事法務2304、2306号) 2022年
・「上場企業と株主・投資家との対話の実態と規制への法的視座(1)(2)(3)-株主・投資家との対話に関する上場企業アンケート調査からの考察-」(旬刊商事法務2268〜2270号) 2021年
・「ヘッジファンド・アクティビズムの隆盛と株主の権利」(旬刊商事法務2199号26-34頁) 2019年・「わが国におけるヘッジファンド・アクティビズムに対する法的対応と課題(1)〜(10)」(共著、商事法務ポータル)(2018年4月23日〜5月9日)

主催 経営調査研究会

備考 【受講上のご注意】
・本セミナーは2024年3月28日開催セミナーを録画したものです。

メールで請求書をご送付します。ご入金後にメールでログインIDとパスワード等をお送りします。資料はログイン後にダウンロードできます。
・視聴可能期間は配信後2週間です。ご都合の良い期間を指定できます。講師への質問も可能です。
・視聴推奨環境 https://classtream.jp/detail/view/v-3.html
・視聴確認用動画 https://classtream.jp/view/check/v-3/#/player?co=1&ct=V
・お一人につき1IDとしていただきますようお願い申し上げます。
2024年9月30日お申し込みまで限定販売いたします(販売期間終了後もご視聴は可能です)。詳しくは、セミナーお申込みからご受講の流れをご覧ください。
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