傭船契約の概説【アーカイブセミナー・2025年10月15日開催分(約2時間)】
〜海事弁護士が教える基礎講座(弁護士も聴講可)〜
〜海事弁護士が教える基礎講座(弁護士も聴講可)〜
| 販売期間 | 2026年2月28日 (土) まで |
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| 講師 | 大口裕司氏 |
| 受講費 | 26,700円
(お二人目から24,000円) (消費税、参考資料を含む) |
| 概要 | ・本セミナーは2025年10月15日開催セミナーを録画したものです。 物品を船舶で運んでもらうために、個々の運送品を目的とした海上物品運送契約を締結し、船荷証券(Bill of Lading)や海上運送状(Sea Waybill)を発行することが実務上行われていますが、こういったケースは別講座で解説しています。しかしながら、運送契約を理解しただけでは、海事法務・物流法務を理解したことにはなりません。 例えば、大手荷主(メーカーや商社など)は、船会社と傭船契約を締結し、船を丸ごと貸し切ることで大量の物品を輸送しており、海事・物流の世界においては傭船契約の理解も必須です。ただ、英国判例が大きな影響力を持っていること、法理論を理解するためには海運実務を理解する必要があることなどもあって、運送契約以上に勉強しづらい分野に思います。基本的に「海事弁護士」と呼ばれる弁護士が扱っており、書籍もほとんど存在しません。 (傭船契約の事例ではないですが)海事案件を海事弁護士ではない弁護士が扱い、弁護過誤で弁護士が敗訴したケースがあるくらいなので、海事弁護士でない弁護士が海事案件を扱う際には細心の注意が必要に思います。個人的には、海事弁護士以外の方が海事案件を相談された際には、海事弁護士と一緒に対応するのが安全だと思いますが、その場合でも基礎的なところは知っておいた方がよいかと思います。本講座は弁護士にも開放していますので、よろしければご活用ください。 |
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| セミナー詳細 | 第1 はじめに ・ 裸傭船契約、定期傭船契約、航海傭船契約の比較 第2 定期傭船契約 ・ 船主と傭船者の役割分担と費用分担の基本 ・ 船主の義務と責任(堪航性、メンテナンス、航海、ヘーグルールなど) ・ 傭船料(hire)の支払い、オフハイヤー(off hire)、本船引揚げ(withdrawal) ・ 本船使用権(Employment)と補償(indemnity) ・ 貨物の扱いとInter-Club Agreement 第3 航海傭船契約 ・ 船主と傭船者の役割分担や責任分担の基本 ・ 運賃(freight)の支払い ・ 本船の遅延と離路(deviation) ・ 碇泊期間(laytime)と滞船料(demurrage) ・ 貨物の扱い 第4 実務的な注意点 ・ 傭船チェーンを踏まえた対応 ・ 海事弁護士のアポイント ・ 海外弁護士の意見を読む際の注意点 ・ 法務部又は法務担当者の意義 【講師紹介 大口裕司(おおくちゆうじ)氏】 弁護士、海事補佐人、AIBA認定貿易アドバイザー(JETRO認定貿易アドバイザーの後継資格)。2004年早稲田大学法学部卒業、2006年慶應義塾大学大学院法務研究科修了、2015年英国サウサンプトン大学大学院(海事法専攻)修了、2020年4月三村小松山縣法律事務所に参画(同所に海事・物流部門を設立)。大型コンテナ船事故など、海事・物流・貿易に関する様々な案件に関わる。日本海法学会、日本空法学会、日本海損精算人協会などに所属。 主催 経営調査研究会 |
| 備考 | 【受講上のご注意】 ・本セミナーは2025年10月15日開催セミナーを録画したものです。 ・メールで請求書をご送付します。ご入金後にメールでログインIDとパスワード等をお送りします。資料はログイン後にダウンロードできます。 ・視聴可能期間は配信後2週間です。ご都合の良い期間を指定できます。講師への質問も可能です。 ・視聴推奨環境 https://classtream.jp/detail/view/v-3.html ・視聴確認用動画 https://classtream.jp/view/check/v-3/#/player?co=1&ct=V ・お一人につき1IDとしていただきますようお願い申し上げます。 2026年2月28日お申し込みまで限定販売いたします(販売期間終了後もご視聴は可能です)。詳しくは、セミナーお申込みからご受講の流れをご覧ください。 |
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