【会場受講のみ(定員20名)】

シリコンバレー流 ベンチャー投資の取引と契約実務

〜スピーディー且つ効率良いベンチャー出資の為の実務対策〜
【日本語での講義です】

開催日時2024年5月30日 (木) 13:30〜16:30
講師

ハンセン ネルス クリスチャン氏
ホワイト&ケース外国法事務弁護士事務所 パートナー(M&A) ニューヨーク州・カリフォルニア州州弁護士

カイル ジャクソン氏
ホワイト&ケース外国法事務弁護士事務所 アソシエイト(M&A) ニューヨーク州州弁護士

受講費 35,800円 (お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む)
開催地 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
概要本セミナーは会場でのご受講のみとなります。動画配信はありません。
会場開催セミナーに関してはこちらでご説明しています⇒ 会場開催セミナーについて 

 近年、日本企業による欧米アジア等のベンチャー企業への出資案件が増加の傾向にあります。
 ベンチャーへの出資の特徴として、リスクとの関係でマイノリティー/小額出資であること、出資によるリターンよりベンチャーの技術に着目した事業提携が主な目的であるケースも多いこと、ビジネス・リスクが高いこと等が挙げられます。また、世界中のベンチャー型投資案件が基本的にシリコンバレーの実務をベースにしていることから、シリコンバレーの実務を深く理解することがベンチャー投資案件にきわめて重要であると考えられます。
 こうしたベンチャーへの出資には、通常の合弁(JV)、買収型・経営参加型のM&A等とは異なる独特の実務があるという点を理解することが何より重要です。このような実務の状況を把握せず通常のJV/M&Aと同様の対応をすると、無駄にこじれて余計な費用がかかったり、あるいは、案件自体の失敗(ベンチャー側から出資を断られる)といった結果を招きかねません。しかしその一方で、これらの特徴ゆえに、案件が終了するまでの期間におけるビジネスチームの交渉負担の軽減やアドバイザー費用に関して少額投資案件に相応しい額に抑えることが可能です。
 本セミナーでは、こうしたベンチャーへのマイノリティー出資における実務についてアジア・米国・欧州の実務に触れながら解説し、効率的に案件を進めるための勘所に触れていきます。
セミナー詳細 1.米国等ベンチャー出資の特徴
  (1)マイノリティー/少額出資
  (2)ビジネス・リスクの高さと契約実務の関係
  (3)ベンチャー企業・創業者の特徴
  (4)出資目的
  (5)他の投資家の存在と関係
  (6)効率的な運用(限られた時間とリソースの中でもスムーズに実施する実務)

2.ベンチャー出資におけるデュー・ディリジェンス(DD)
  (1)ベンチャー出資のDDの特徴・最低限押さえるべき事項の絞込み
  (2)インタビュー/DDの実務のポイント

3.出資契約
  (1)ベンチャー出資契約の特徴:標準契約書の存在/投資家に有利なデットライク条件が
     ベースとなりながら、対象会社が成長していけるために柔軟な内容
  (2)契約交渉の余地の少なさの中で押さえるべきポイント
  (3)出資契約とりまとめの実務
     
4.その他
  (1)事業提携契約   
  (2)許認可関係

〜質疑応答〜
【講師紹介 ハンセン ネルス クリスチャン 氏】
05年スタンフォード大学化学工学部卒業。07-08年慶應義塾大学法科大学院特別学生。08年ハーバード大学ロースクール卒業。ニューヨーク及びカリフォルニア州弁護士。外国法事務弁護士。大手国際法律事務所の東京及びシリコン・バレーで執務した経験を有し、多くのシリコン・バレー関連の案件を手掛ける。M&Aその他会社法一般の分野における案件に関与する他、ベンチャー投資において豊富な経験を有する。

【講師紹介 ジャクソン カイル氏】
06年南フロリダ大学卒業、13年デューク大学ロースクール卒業。ニューヨーク州弁護士。
大手国際法律事務所の東京オフィスにおいて執務し、幅広い分野における国内およびクロスボーダー案件に関与。また、日本の大手化学メーカーの法務部におけるインハウス・リーガル・カウンセルとしての経験も有し、主に国際的な買収、ジョイントベンチャーおよび共同開発案件を担当した。

※録音・録画・ビデオ撮影はご遠慮ください。


主催 金融財務研究会

備考当日は受講証をお持ちの上、会場にお越しください。資料は印刷・製本したものをご用意しております。また、セミナー終了後にデータでお送りいたします。
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