医療機関をめぐるビジネスチャンス

2013/03/27
2013/03/27

久しぶりに当社が主催しているセミナーに出席してきました!

いやあ、何度出席しても最初の方は緊張しますね・・・
喋りが上手い講師の先生が多いので次第に緊張が解けてセミナーも楽しくなってくるのですが。

今回は医療機関の事業再生や経営のコンサルティングをやっている先生のセミナーでした。

本題の医療機関ビジネスに入る前に現在の日本の医療現場の現状をデータで教えてもらったのですが、ここではちょっとだけ私が衝撃を受けたデータを紹介しましょう。

日本が病床を増やすこと、ベッドのある病院を増やすことを政策的に頑張ってきたので(一方で医師の数は不足しているのですが・・・)、
日本では入院者数を伸ばして病床を埋める傾向にある。

という事実です。聞いたときはびっくりしました。
しかし、これを裏付けるようにOECDや厚生労働省が発表したデータを比較すると日本の人口当たりの入院患者数はOECD平均の2倍上となっておりとなっています。(人口1000人で平均5.5人対し、日本は11.4人)
加えて人口1000人当たりの医師数は平均よりも3割少ないため、
医師一人が担当する入院患者数がOECD平均の2倍強となってしまい、医療の現場の過酷さがちょっと想像できてしまいました。。。
入院に関してもう一つ面白いデータ。
なんと日本は入院患者の割合が多いだけでなく、その期間も長いのです!
なんと平均の2.7倍!
(何事にも慎重と評される国民性が影響しているのでしょうか?)

そしてセミナーは本題へ。

医療機関のコンサルティングに従事している講師の小松大介先生が経営改善を図るときの治療方法は3つ。
外科的手法、内科的手法、漢方的手法 と先生は表現していました。

具体的に、
外科的手法とは「切った、貼った」 つまり、リストラや思い切った大改革など
内科的手法とは「じっくり治す」 つまり、売上改善、コスト削減や各種改善など
漢方的手法とは「体質改善」 つまり、組織作り、モラルアップや教育など

この3つの手法をどの医療機関の時にも原則としてすべて当てはめてやっていくそうです。
セミナーでも様々な実際の案件の紹介がありました。

全ての事例に置いて、再生させた医療機関に共通していることが一つあっと思います。
それはその医療施設にしかない強みを伸ばしたこと。
近隣にある医療施設と差別化を図り、その医療機関の存在価値を強めたことにあったと思います。

これは、医療機関だけでなく、他にもいろんなとこで使えそうな理論ですよね。

セミナー中にはこれからの高齢社会で、ますます増えるであろう老人ホームについての話もありました。
先生は老人ホームの経営立て直しの経験もあり、
体の不自由が奪われ、全体的に暗かった雰囲気を
効果的なリハビリを通して体の自由がだんだん戻ってこれるということを示し希望を入居者に持たせ、明るい雰囲気作りに成功し、経営も格段によくなったんだそうです。

先生のテンポのよい話術と豊富な事例で、いい勉強ができたセミナーでした。
小松大介先生、ありがとうございました。

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